緋牡丹錦、冬の植え替え!

前回の牡丹玉の植え替えにつづいて、緋牡丹錦の植え替えもしました。画像右の赤いヤツ。対戦格闘ゲームの2Pカラーじゃないよ。2月なのに、植え替え決行です。大丈夫!室内栽培だから大丈夫!!

一緒に植え替えた牡丹玉のポスト。

植え替える牡丹玉と緋牡丹錦
植え替える牡丹玉と緋牡丹錦。緋牡丹錦は右の赤い方

この緋牡丹錦は、たまに行く園芸店出身。前から欲しくて、2022年の年末に販売しているのを見つけて、越年で悩んで年始に購入。

カーテンに引っかかってすっぽし抜けたときに、自根を確認済みです( ゚Д゚)。

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緋牡丹錦とは?

緋牡丹錦は、まぁ、なんかの交配種です(適当)。名前からして牡丹玉の交配種かと思いきや、瑞雲丸がベースともいわれていて、よくわかりません。なんか混ざってるんでしょう。ギムノカリキウム属だし。

緋牡丹錦
植え替えたあとの緋牡丹錦。この株実は…

草体に白や黄色、赤、オレンジなど、本体の緑色とは別色の部分を斑(ふ)といい、斑が入った変異個体を「斑入り」さらに斑を定着させることで、別品種を創出します。品種改良ってやつです。斑入り種の品種名にはよく「錦」がつきます。

緋牡丹錦は、瑞雲丸(か牡丹玉)の斑入り種で、日本が創出した品種かつ、サボテンの代表的な園芸品種です。マダラ状の草体の色の濃い部分に葉緑素をもち、自活することができます。

牡丹玉の原産地
原種?の牡丹玉の原産地。アンデス山脈の高地に自生。前回の使いまわし

ちなみに、マダラではない斑単一色(全斑)の緋牡丹は、葉緑素を持たず自活することができません。接ぎ木された台木から栄養をもらってしか生きることができません。販売されている、たいていの緋牡丹は三角柱(ヒモサボテンの一種)に接ぎ木されています。三角柱は寿命3~4年といわれているので、緋牡丹を育てる場合は、はかない命と割り切って可愛がってあげましょう。

そうそう、緋牡丹錦も接ぎ木で販売されている場合がありますが、この場合も緋牡丹と同様に台木の寿命が、緋牡丹錦の寿命になります。緋牡丹錦を台木から外して、鉢に植え替える「接ぎ下ろし」というのもありますが、非常に難易度が高そう(未経験)。

緋牡丹錦の育て方とか

牡丹玉と同じような感じです。寒さに弱く、暑さに弱い。私のイメージでは、牡丹玉を一回りかよわくした感じです。肌が弱く、根張りも弱い。そんな感じ。

採光…牡丹玉より肌が弱いので、直射日光を避けて明るい日陰で栽培しましょう。葉緑素が少ない分、生長が遅いらしいです。

水やり…春と秋は鉢の中の土が乾いたらたっぷりと。夏は少なめ、冬は断水気味で。

植え替える鉢。ホワイトのシリンダー型鉢

植え替える鉢はこちら!以前、ハオルチアの植え替えに使ったのと同じシリーズ、ハンズマンさんの白いシリンダー鉢。ツルっとした陶器製。

ハンズマンのシリンダー鉢
ハンズマンのシリンダー鉢

送料がもったいなかったので、ハオルチアの鉢と一緒に注文。受け皿は別売りですが驚きの安さ。もっと買っときゃ良かった。

広告ツルっとした質感のホワイトの陶器製の植木鉢。シンプルなシリンダー形状。どんな植物にも合います。受け皿は別売りなので注意。角型3号サイズです!

鉢底。鉢穴アリ。メイドインチャイナ。濡れているのは水洗いしたから。

ハンズマンのシリンダー鉢
ハンズマンのシリンダー鉢

緋牡丹錦の植え替え開始!

今回植え替える緋牡丹錦、株元の用土が不自然に盛り上がっていたので、不思議に思って筆で用土を払うと、

緋牡丹錦の子株
緋牡丹錦の子株

隠し子おるやんけ。(訳:子株がいました。)

…気を取り直して。

まずは土を落とします。赤玉細粒+鹿沼の細粒+燻炭かな?微塵もなく簡単に落とせ…

あ゛ああああああああああーーーーーー!!!!

緋牡丹錦ちぎれた根っこ
緋牡丹錦ちぎれた根っこ

根がちぎれた!!

高かった…じゃなくて、お気に入りだったのに!!

……いや…これは…根が枯れてますね。触るとポロポロと崩れます。

自爆したベジータのように。

つんつるてんの緋牡丹錦
つるつるの緋牡丹錦

根っこが亡くなってしまいました…。その他は大丈夫そう。…大丈夫そうだよね?

あと、隠し子が5人もいました。

もはや動揺しまくりで、正常な判断ができているかわかりませんが、このままでもしょうがないので植え付けます。用土は牡丹玉と同じ、サボタニ培養土+観葉植物の土。

緋牡丹錦after
緋牡丹錦after

植え付けました!と、いうか置いただけです。……くッ。

ハンズマンのシリンダー鉢
ハンズマンのシリンダー鉢。ハイドロボールでマルチング

ハイドロボールでマルチングしてフィニッシュ。茶膜が上がるのが嫌ですが、状況が状況なので深めに置い…植え付けました。

緋牡丹錦after
緋牡丹錦after

正面から。緋牡丹錦と鉢の白のコントラストがイイですね。

カーテンに引っ掛けて抜けたのは、一度や二度ではなく数回、株が浮いています。根が枯れたのはそれが原因ではないでしょうか。

とはいえ、緋牡丹錦はまだ☆になったわけではありません。がんばれ、緋牡丹錦!!

おまけ

子株たち。彼らに栄養を吸い取られてしまうところだった。植え替えてよかった(自分を納得させている)。

緋牡丹錦の子供たち
緋牡丹錦の子供たち。エケベリア・エボニーの葉刺しにも挑戦中

しかし、養育の義務がありますからな。このあと用土を湿らせて、ラップして保湿しました。

それでは。


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