金鯱を室内で育ててみる。

金鯱。いわずと知れた球サボテンのキング。そう、王様です。

サボテン金鯱
サボテン金鯱。我が家のサボテン第一号。

スーパーサボテンタイムさんによると、金鯱はエキノカクタス属からクロエンレイニア属(一属一種)に変わったそうですが、…あまり浸透してなさそう。エキノカクタスの表記をまだよく見ます。

さて、そんなサボテンの王様をウチでは室内で育てています。

広告玉サボテンの王様、金鯱。強健で育てやすい品種です。栽培は風通し良く、日によく当てて!水の与えすぎに注意!

金鯱はどんなサボテンか?

金鯱さんの基本情報をさっくりと。クロエンレイニア属(旧エキノカクタス属)のサボテンで、学名はグルソニー(grusonii)。原産地メキシコの野生金鯱は絶滅しそう。最近(21世紀になって)、新たな自生地が見つかったとか。

金鯱の自生地。メキシコの限られた一部地域に自生する。
金鯱の自生地。メキシコの限られた一部地域に自生する。

サボテンっていうと、砂漠のイメージがあるけど、金鯱は岩石だらけの高地に自生。

緑の肌に黄色の棘、強刺系のサボテンに分類される。サボテンなので茎内に水分を蓄え、乾燥に強く、過度な加湿で根腐れする(加湿に弱い)。この辺はまぁいわゆるサボテン共通の特徴ですな。

棘が白い金鯱や、棘が太い金鯱など園芸品種が存在する。

栽培は加湿を避け、直射日光によく当てる(!!)アレ?…屋内栽培…。ウチ、やべぇじゃん

ちなみに意外と肌が弱いそうなので、夏の直射日光は避ける。冬は室内に取り込み気温は5度を下回らないようにする(理想は…なのでしょう。屋外無加温で栽培されている方も大勢いらっしゃいます)。

ウチは室内でも冬の明け方は5度を下回ってますな。それでも休眠もさせず生きております。

我が家の金鯱

去年の11月の頭に我が家にきた金鯱。なんとなくサボテンに興味をもち、サボテン検索→サボテンの王様→金鯱を知る。

そんな中Standard Products(ダイソーの別業態ね)で金鯱を発見。深く考えず購入。そして育て方を調べるうちに直射日光によく当てると、同時に屋外で育てる。という栽培方法を目にする。…うーん。

…しかし、屋外栽培環境がない、また屋外で育てたくない私は、室内で金鯱を育てようと意を決したのでした。

サボテン金鯱
室内で育てられることになった金鯱さん。3か月目。

用土と水やり

購入後、さっそく植え替えを行う。しかし、未来の自分がほかにもサボタニを育てているとは、露にも思わない過去の自分は、サボタニ用の用土ではなく、その辺にあった用土で金鯱を植え付けている。

観葉植物用の培養土+赤玉土+川砂。これが我が家の金鯱の用土である。流石に観葉植物用の培養土だけではまずいと、過去の自分は思ったのか、赤玉土と川砂を混ぜて排水性を高めようとしているようです。

配合比率?割合?そんなものは覚えていない。だが、適当に混ぜたことはよく覚えている。(こんなことを推奨するわけでもなくて、水やりの量と頻度を調整すればいけるかなと思っていた。)

金鯱の水やりは、成長期の春と秋は、鉢内の用土が乾いたらたっぷりと、夏は少なめ、冬は断水気味、または完全断水がセオリー。

しかしウチでは、今(冬)も少量の水を与えています。いや、室内栽培のせいか、寒くなっても棘が動いていたんですよね。それなので完全断水は避けて水を与えることにしたわけです。

そしてどうなったか?日当たりとか

んで、肝心な日当たりですが、南側の出窓で1日7~8時間、ガラス越し無遮光の直射日光に当てています。今のアパートの窓は、遮熱フィルムどころか、複層ガラスですらなくて、ただの一枚ガラスなので光量は足りてそう…。…そう思ってます。

あとは通風の確保だなぁ。暖かくなってきたら窓開けて様子見かな。

サボテン金鯱
サボテン金鯱。気持ち縦長。

ウチに来て3か月がたってます。もっと深めに植え付けた方が良かったなぁ。色もちょっと薄め。気持ち縦長です。まぁこれは最初からですが。

成長点付近の棘は、モリモリトゲトゲいい感じ。その一段下の棘がすごく短いですが、これはスタプロ店内とかにあった時期の棘でしょうかね。この後順調に伸びてくれればいいのですが。

金鯱、我が家でもっとも過保護な存在

今のところ徒長はして…ない…よね。とはいっても、まだ3か月、冬しか経験していませんからね。ウチの金鯱さんは。

春になったら一回り大きい鉢に植え替え予定です。成長期にどうなるかが室内栽培との勝負ですな。

サボテン金鯱
サボテン金鯱

以上、昼は出窓、夜は部屋の中央に毎日移動されている、徒長が心配で過保護にされている金鯱さんでした。


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