こんにちはこんばんは。春に先行して(←この記事書いたのは1月末)、植え替えられそうなサボテンを、徐々に植え替え始めているもすレコです。

今回植え替えたのは、クロエンレイニア属(旧エキノカクタス属)の白棘金鯱(ハクシキンシャチ)。金鯱系の植え替えには思いっきり適期ではありませんが、丈夫そうなサボテンなので植え替えちゃいました。植え替えたのは3月並みの陽気が続いた1月末。数日後には真冬の寒さに(しかも雪予報)逆戻りしそうですが、植え替えを強行!
↓↓↓ちょっとだけこの記事にも白棘金鯱が出てきてます。
この金鯱は2024年に初めて購入した、草初めのサボテンだったりします。
最近はユーベルマニアとか、アリオカルプスとか変なサボテンばっかり購入していたんですが、変種とはいえ普及種である金鯱でも満足できる自分に、ちょっとホッとしています。マニアックなサボテンじゃなくても満足できるぞ。と。意外と気に入っています!白棘金鯱!!
クロエンレイニア・白棘金鯱とは?
クロエンレイニア属の白棘金鯱とは、黄色い棘の”金鯱”の変種で、名前の通り白い棘が特徴の金鯱です。
↓↓↓こっちが白棘金鯱。

↓↓↓こっちが原種の普通の金鯱。

…まぁちょっと変な形なのは気にしないでください。この原種金鯱は、過去数回記事にしています。購入したのはスタンダードプロダクツで330円(税込み。当時)


白棘金鯱の棘が白いのが分かってもらえるでしょうか?
そもそも金鯱は、もともとエキノカクタス属に分類されていました。それが新設されたクロエンレイニア属に移属…されたのかな?まだまだエキノカクタスと表記されているのも見るし、書籍にはクロエンレイニア属に移属が提案されている…なんて表記もみます。過渡期?実際はどうなってるんでしょう?
広告玉サボテンの王様、金鯱。強健で育てやすい品種です。栽培は風通し良く、日によく当てて!水の与えすぎに注意!
まぁサボテンの属が変わったとか、一般ユーザーにとってはどうでもいい話だったりします。重要なのはその特徴ですよね。
金鯱はいわゆる強刺系のサボテンに分類されています。金鯱がもともと属していた、エキノカクタス属や他にフェロカクタス属、テロカクタス属が強刺系のサボテンといわれています。特にフェロカクタス属と金鯱は近縁種だといわれていて、過去には赤い棘の金鯱を創出しようとして、フェロカクタス属との交配が行われていたそうな。
そんな金鯱、野生環境では絶滅危惧種ですが、幸い栽培環境では繁殖されまくって、普及種として割と手軽に入手することができます。その力強さと美しさがゆえに繁殖され、様々な変種が創出されました。棘が無い棘無し金鯱や、棘が短い短刺金鯱。カールした棘のワシ爪金鯱、草体が扁平で棘が太い王金鯱など…。今回の主役もそんな金鯱の変種、白棘金鯱です。割と高価なイメージでしたが、原種の金鯱とほぼ変わらない価格で入手できました。(小さいしね)
ホントに美しいサボテンで、生長も早いので育てていて楽しい!全国民が一鉢は育てていて欲しい。そんなサボテン。
植え替える鉢は3Dプリンターで自作した鉢
そんな白棘金鯱を植え替える鉢は、3Dプリンターで自作した鉢。
今回は直径約8cm、高さも約8cmの約2.5号サイズを製作。

置き場所問題が切実(≒植物の置き場所がない)なので、なるべく小さい鉢をつくったつもり…なんですが、金鯱は結構すぐに大きくなるので、う~ンという感じ。

そんでこの鉢は下部に、鉢内に空気が供給できるようにスリットが入ったリブを配置しています。ボツボツしてるのは3Dプリンターで造形した時にできるシーム(継ぎ目)。この設定はダメですねー。この辺は試行錯誤中。

土中に空気を供給することで、根張りが良くなる…と思って製作。少なくとも鉢内の乾燥には一役買うはず。
イメージ図ではこんな感じ↓↓↓

底面は改良して、接地面を少なく。

受け皿との間に空気層をつくることを意図しています。
試作品ですが、もったいないので今回はコレを使います!
白棘金鯱を植え替えるッ!!
まずは主役の白棘金鯱。

コレ、プラ鉢の中の黒いポリポットに植わっているという、2重構造。管理上の問題でしょうが、はっきり言って環境が良くないので、早く植え替えたかったんです。
で、そのポリポットから取り出した白棘金鯱↓↓↓

結構根がギチギチになっていました。鉢底ネットは網戸でした(笑)←よくある話
揉みほぐしながら、古い土を落とします。細かい土は筆を使って払い落としました。

根が長い!枯れている根はなさそうなので、この長い根をカットします。

この状態で1週間ほど乾燥させる…植え替えの仕方もありますが、いつも私はすぐに植え替えてしまいます。どうせすぐに水はあげないので、その間に乾燥するしね。
次に植え替える鉢の準備。
今回の鉢は鉢底ネットがいらないので、直接鉢底石を敷きます。

この上にある程度の高さまで用土を敷きます。使う用土は市販のサボテン多肉植物用の培養土。その用土の上に、殺虫剤のオルトランDXと、肥料のマグァンプKを散布。
広告土に撒いて使う錠剤の殺虫剤。根から吸収された殺虫成分が長く効く遅効性の殺虫剤です。アブラムシ、コガネムシの幼虫、カイガラムシやネジラミに効果があります手を汚さず使えるオススメの殺虫剤です!
広告いろいろな植物に使える定番の肥料!ハイポネックス・マグァンプK肥料焼けしづらいのでとってもオススメ!用土に混ぜて使ってください!!
肥料はともかく、害虫を甘く見ていると、あっという間に植物を枯らされるので殺虫剤は撒いといたほうがいいです(経験談)。

ここに白棘金鯱をセット。用土を入れていきます。
ですが、金鯱はものすごーく棘が痛いので、簡易的な仮固定をオススメします。今回は割りばしを鉢上に渡して、その上に白棘金鯱をON。写真は撮ってないので、前回金鯱を植え替えたときの写真をのっけときます。

今回もこんな感じにして、用土を入れていきました。

この上にマルチング(化粧砂)を敷きます。マルチングは、見た目を整えるだけではなく、潅水の際に水の勢いで細かい用土が飛び散るのを防ぎます。

使ったマルチング材は朝明砂。朝明砂は三重県原産の白い花崗岩(いわゆる御影石)が崩れた砂で、鉄分を含んでいるため酸化して茶色みがかっています。
植え替え終了です!最初の植え替え後、最初の水やりは1週間後から!
ということで白棘金鯱の植え替えでした!
それでは。
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