恐るべきリプサリスの生命力…っ!!7mmの切れ端だったリプサリス葉挿しのその後…もしかしたら…

こんにちはこんばんは。今回は最近めっきりブログで取り上げることが無かったサボテン、リプサリスの記事です。

リプサリス。謎サリス
リプサリス。謎サリス

いただきものだったリプサリスのちっこい切り端を、葉挿しで育てて約9カ月の成長記録。このリプサリスの切れ端、ちゃんと記事として取り上げたことはなくて、緋牡丹錦のカキ仔の記事とかにちょろっと出てます。

大きくなりましたよ!リプサリス!!

ほんの切れ端だったリプサリス。葉挿し開始

頂き物のリプサリス。我が家に来たときはたった一節。7mmほどの切れ端でした。

発根した緋牡丹錦とリプサリス(矢印)
発根した緋牡丹錦とリプサリス(矢印)。上の矢印がリプサリス

なんでこんな小さいのを…って大きさですが、ネタにもなるしまぁいっかって感じでダメもとで栽培開始。一般的には葉挿し?ってことになるんですかね?(これは葉なのか?)切れ端を用土の上に置いただけ。写真の状態が2023年の3月。当然発根していません。ただの切れ端。

リプサリスは強健なので、増やすのは簡単といわれています。ちぎれた一部を土に植えとくだけで増やせます。ただ今回は小さすぎるかな…と。それに冬なのに大丈夫か?

約2週間で発根

どんどんシワシワになっていって、もうダメだなぁなんて思っていたんですが、約2週間後に急にふっくらしてきて3月末に発根を確認しました。実際はもっと早く発根していたかもしれません。

発根した緋牡丹錦とリプサリス
発根した緋牡丹錦とリプサリス

その後、一緒に写真に写っている緋牡丹錦のカキ仔と一緒にプレステラ(プラスチック鉢の商品名)に植え替え。

緋牡丹錦とリプサリスを植え付け完了
緋牡丹錦とリプサリスを植え付け完了

ちなみにこの一緒に写っている緋牡丹錦のカキ仔のその後の記事はコチラ↓↓↓(といってもほとんど変わっていない)

リプサリス。謎サリス
リプサリス。謎サリス

節の先っぽに綿毛が見えますね。しっかり生長点が確認できます。

栽培環境

ウチでは他に2種類のリプサリスを育てています。

リプサリスをハンギングプランターに植え替え!!
コートハンガーにリプサリスをハンギングする際、以前に植えていた陶器の鉢からプラスチックの鉢に植え替える必要がありました。吊るすわけですから軽いに越したことはありませんからね。記事にしなくてもまぁいいかとも思っていたんですが、今一度植え替えを記事にしときます。

Standard Productsの鉢にリプサリス・ヘテロクラダを植え付けたぞ!
Standard Products.スタンダードプロダクツの鉢に森林サボテン・リプサリスを植え付けましたぁ~。Standard Productsのシリンダー鉢は直径に対して高めなので、リプサリスとの相性はよいと思う。シンプルでいいですね!鉢とリプサリスのシュッとした感じが合います。ただ、もう少し濃色のグレーのほうがサボテンの緑とは合うかなー。

リプサリス・ピロカルパ。森林サボテンを育ててみた!
苔も好きだがサボテンも好きなもすレコ。です。通称は森林サボテン、リプサリスの紹介です。ウチのリプサリスの品種はピロカルパ(…だと思う)です。こんな見た目ですがれっきとしたサボテンです。生態も珍しくて地面には生えません。樹木に活着する、着生植物です。樹に張り付いてるんですよ!

リプサリス・ピロカルパとヘテロクラダ。コイツらは基本的に直射日光の当たない明るい日陰で育てています。

広告森林サボテンのリプサリス・ピロカルパ。枝垂れる姿がかわいい、れっきとしたサボテンです。釣り鉢などに。直射日光での日焼けと水の与えすぎに注意して育ててね!

広告森林性のサボテン、リプサリス。ヘテロクラダはリプサリスのなかでもガッチリした姿になる品種。栽培は明るい日陰で!

今回主役のリプサリスは、球サボテンのギムノカリキウムと同じ環境、我が家では直射日光が当たる場所で50%程度の遮光をして育てています。

森林環境に着生して自生しているリプサリスは、基本的に直射日光が苦手です。リプサリス同属でも品種が違うので単純比較できませんが、2種類の環境で育て比べた結果、明るい日陰より日当たりの良いところで遮光して育てた方が育ちがイイ…気がします。直射日光の当たらない明るい日陰で育てた場合は、草体から気根が出てくるんでよね(品種にもよるのかも。それにこれは水が足りてない可能性もありますが)。

あ、栽培環境も一応書いときますと、用土は他のサボテンと変わらず排水性と通気性重視。潅水はある程度の大きさになるまでは、用土の表面をずっと湿らせている感じで。草体が3cmぐらいになってからは他のサボテンと変わらずたっぷりと。鉢内が乾いたら水をあげる感じ。ちょっと自己流かな。結構適当に水をあげてました。よく霧吹きで葉水がイイとか書かれていますが、別にそんなことしなくても育ちます。

恐るべしリプサリス!9カ月後!!

そんで栽培開始から約2カ月後の5月中旬がコレ↓↓↓

生長したリプサリス
生長したリプサリス

生長して草体の先が2つに分岐してきました。なんか色々写っていますが、左上のリプサリスが今回のリプサリスね。

さらに2カ月半が経過した7月下旬。モリモリ成長。

リプサリス
リプサリス

この頃からリプサリスのあまりにすさまじい成長ぶりが怖くなって、別の鉢に植えなおしてます。

そして葉挿し開始から約9カ月後の12月下旬の近況がコチラ↓↓↓

リプサリス。謎サリス
リプサリス。謎サリス

うん。大きくなった!!

12月だというのに新芽をガンガン出してます。スゴイ!!丈夫!!

一応育て始めた当初のBeforeももう一度載せときます。

リプサリス。謎サリス
リプサリス。謎サリス

ちゃんと育つかなぁなんて心配する必要は全くなかった!

リプサリスはサボテン!!

さて、そんなリプサリス、いまさらこんなこと書くのもなんですがサボテンです。サボテン科リプサリス属の多肉植物です。

一般的なサボテンは株の中央部に生長点が一つだけしかありませんが、リプサリスは各節(正確にはなんていうんだろ?葉じゃないよね…疣(いぼ)?茎?)の先端に生長点があって、観葉植物のように育ちます。でも育て方はサボテンに近い(サボテンだけど)のでクセがあるッちゃアあります。園芸店でもよくハンギングされて天井から吊るされていますよね。

そして多分需要が無いからだと思いますが、サボテンなのに園芸イベントでは販売されているところを見たことがありません。同じ着生植物でもビカクシダ(コウモリラン)はよく見かけるのに…不遇だよね。リプサリス。

しかし品種不明…もしかしたらハティオラ属では…

さっきからリプサリス、リプサリスって書いていますが、リプサリスって属名なので他にちゃんとした品種名があります。でも今回の主役のリプサリス、品種不明です。

リプサリス。謎サリス
リプサリス。謎サリス

なんか自立してるんだけど、これから枝垂れてくるのか…?

親株はもともとリプサリスの名前で育てられていたのですが、ブログ記事作成のために品種を調べたんですが、わからず。

……いや、でもちょっと待てよ。…これ、

リプサリス属じゃなくハティオラ属のサボテンじゃねぇのか?

うん。…確認方法はありませんが、もう私の中ではハティオラ属だと確信しています。(おそらく白糸の滝という品種)いままでリプサリスとして記事を書いてきましたが、たぶんハティオラです。この2属は別種のサボテンですが、ハティオラはリプサリスとして混同して販売されている場合が多々あります。生態も似てるしね。なのでこの記事のリプサリスって部分をハティオラに変えても成り立ちます!(←書き直すのがめんどくさい)

以上、リプサリス(たぶんハティオラ)の葉挿しの成長記録でした。

それでは。


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