以前に調子が悪いと紹介したアボカドの弐号君↓↓↓
枯れました。
今回は枯れたアボカド弐号君からの教訓を考えたいと思います。
植え替え後しばらくは順調だったか…
まだこのブログを始める前、調子の悪かったアボカドを植え替えました。1月の真冬に。
植え替えた後しばらくは順調?でした。新しい葉が生えてきていたので。
ですが、しばらくすると新葉がくるくる丸まり始めました。これは…
…植え替え前の状況から改善されてねぇ。
丸まった葉はそのうち茶色くなって枯れてしまいます。2枚以上の葉が生えている状態がないという、これまた植え替え前の状態と変わりません。
種がシワシワに…
実生したことがある方はご存じでしょうが、アボカドの種は発芽した後も根元に残っています。
この種が部分的に茶色くなってきました。最初は日焼けか?って思っていたんですが、そのうちシワシワに。この種、詳しいことはわかりませんがアボカドが発芽後も何らかの生命活動をしているようです。本体が不調に陥った場合、種にも影響が出ます。
ちなみに、この種がどんな役割をしているのかネットで調べようとしても、ほぼ、アボカド実生のことしかヒットしません。
アボカドは実生するけど、発芽後にまだ付いている種がどんな役割をしているのか皆さんは興味が無いようです。
…そりゃそうか。知ってどうなるって話だし。たぶんこの種は、アボカド本体に発芽後も栄養を供給しているんでしょう。
話をアボカド弐号に戻します。
種の片側を触ってみると、
ポロっととれました( ゚Д゚)。

とれた種はブヨっているので、腐っていますね。
もうこの時点ですでに葉っぱは一枚も残っていませんでした。生長点にある新芽も茶色くなっています。
残っている種の片側も一見なんともなさそうですが、下部がブヨっています。
アウトォォォォォッーーー!!
というわけで枯れてしまったようです。
悲しいですが、鉢から取り出し現場検証です。
枯れた原因は?
直接的な原因は根腐れです。根が真っ黒になっていました。でも重要なのはなぜ根腐れに至ったか?です。
考えられる原因ですが、
- 水のあげすぎ。
いくつか挙げようと考えましたが、ひとつしか思い当たりませんでした。気候の穏やかな4,5月頃ですし、他に思い当たりません。
水やりも毎日あげていた、とかではなく4~7日間隔ぐらいです。ですが検証時、鉢の中の土はしめっっしめっだったので、やはり加水、加湿が原因でしょう。
ちなみに一時的にでも新葉が生えてきたことから、真冬の植え替えが枯れた原因ではないと思われます。
ただそれよりもあまりにも根が少なすぎることが、間接的な原因になっているような気がします。
生長不良の原因は…?
以前の記事にも書きましたが、植え替え時に確認したところあまりにも根が少ない状態でした。
アボカドの場合、葉が大きくならずくるくる丸くなって枯れるときは、根にトラブルがあると考えられます。根腐れを疑って、真冬であっても植え替えたわけですが、結果、根腐れはしておらず純粋に根が少なくヒョロヒョロした状態でした。
今回の現場検証時でもそれは改善されておらず、根はまったく増えていないといってもいい状態でした。根が少ないと水分の吸収量が少ないので、鉢の中が乾きづらくなります。
根が少ない原因で思い当たるのは、水栽培で発根後に用土への植え付け時、
主根を切って植え付けたことです。
なぜ主根を切ったのか?
我が家のアボカドはスーパーで購入後、種を洗浄し水栽培で発根させ、用土に植え付けています。
その際、生長抑制のため主根を切って植え付けていました。小さく育てたいので。
当時の写真は無いので、イラストを描きました↓↓↓

アボカドを小さく育てる≒生長抑制のため主根を切ったのですが、元気にモリモリ育ってしまったアボカドもいたわけで、
結果として生長抑制としては意味がなかったことになります。むしろ、その後に根が生長しなかった原因ではないかと。
と、いうか主根切りアボカドの一年生存率が1/5なので(記事にしていないアボカドもあった)、
枯れた原因はこれでしょう。間接的な原因ではありますが。
次からは普通に植え付けます。セオリー無視のイレギュラーなことはやっちゃダメですね。
そして小さく育てるために摘芯することにします。
それでは。
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