耐寒性の無いハーブ、アロマティカスの冬越しに成功…したっ!?

こんにちはこんばんは。今回はハーブの話です。

以前ポストした、プレステラの受け皿をどうするか?っていう記事に登場したアロマティカス↓↓↓

がその後どうなったかっていう内容。

広告シソ科のハーブ・アロマティカス!葉を擦るとミントのようないい匂いがします多肉質のハーブなので、多肉植物のように乾燥気味に育てるのがポイント!

アロマティカス
アロマティカス

このアロマティカスを育て始めたのは2023年9月。耐寒性のないシソ科のアロマティカスが、一冬超えてどうなったか?アロマティカスの育て方と冬越し方法の話です。

アロマティカスの育て方

シソ科プレクトランサス属アロマティカス。この記事を書くにあたって調べたんですが、プレクトランサス属って初めて知りました。他にも何種類かあるみたいです。プレクトランサス属の植物。

んで、このアロマティカスは、バジルなどと同じシソ科のハーブ。葉っぱを擦るとミントみたいないい香りがします。

最大の特徴はその香りと、多肉質の葉をもつこと。葉の中に水分を貯めておくとができるので、乾燥に強いハーブです。

↓↓↓育て始めたころのアロマティカス。

アロマティカスとダイソーのカトラリー整理トレー
アロマティカスとダイソーのカトラリー整理トレー

友人から頂いたもので、この当時は葉挿しをしたばかりの状態。つまり根っこが無くて、ただ茎が土に刺さっただけの状態。ですが(我が家に来て)3日ほどで発根したようです。

葉挿しで増えるのも多肉植物っぽい。同じシソ科のバジルが異常に強健で(バジルも葉挿しで増えるけど)、アロマティカスもそんな感じっぽいので、根っこが生えるかなぁなんて心配する必要なんて全然なかった。普通に育てる分には全然枯れなさそう。

アロマティカスの育て方
  • 日照
    日当たりが大好き。日照が不足すると、葉と葉の間が間延びして徒長してしまいます。よく日に当ててあげましょう。夏場の直射日光にも耐えますが、あまりにも葉焼けするようなら様子を見ながら遮光しましょう。生長が速いので、万一日焼けしても環境が整えばすぐに葉が更新されます。
  • 潅水
    多肉質なハーブなので、観葉植物のように毎日水を与える必要がありません。用土の表面が乾いて、ちょっとしてから水を与えるぐらいで十分です。加湿すぎると溶けます(根腐れします)。多肉植物のような感じですが、アガベやサボテンのようにカラカラになるまで乾かすと、さすがに水不足です。下葉が次々に枯れ落ちてしまうので、観葉植物より乾燥気味に、多肉植物よりは加湿にという具合で育てましょう。乾燥はさせますが、乾かしすぎないようにするのがポイントです。
  • 温度管理
    蒸れに弱いので、風通しをよく管理しましょう。蒸れないように、茂りすぎた葉を剪定することも必要です。また、寒さには弱く耐寒性はほぼありません。サボテンのほうがよっぽど寒さに強いです。10℃以下に冷えない環境で冬越しさせるのが理想です。5℃以下になるとほぼ枯れます。そのため、温暖な地域でない限りは、冬は室内に取り込むのが安全でしょう。

こんな感じで育てました。上にも書きましたが、当初はサボテンのようにカラカラにしてから水をあげていたんですが、

アロマティカス
アロマティカス

下葉が次々に枯れて、新芽は出ても葉数が増えず頭でっかちに。(寒さで下葉を落としたわけじゃなく、秋からこの状態だった)潅水間隔を短くすることで改善したので、いくら多肉質とはいえカラッカラにするのは良くありません。

アロマティカスの冬越し

そんで時は流れ…アロマティカスの冬越しに挑戦しました。

以前の記事にも書きましたが、シソ科の植物であるアロマティカスの冬越しには自信がありませんでした。なぜなら、

同じシソ科のバジルの越冬に失敗したからです。

このときの失敗した原因を整理してみます。

まず最大の失敗要因が、
出窓に置きっぱなし。でしょう。

借家であるウチの窓ガラスは、著しく断熱性能が良くありません。いや、借家が…というより40年前の建物だからです。真空ガラスでもなければ、ペアガラスですらありません。ただのガラス1枚です。つまりですね、コレは、
夜間の窓際はほぼ外と変わらない。
ということを表します。

耐寒性のないバジルにとってコレは致命的だったと思われます。アロマティカスにとってもこの辺の事情は変わらないハズです。

次に剪定しなかった。ということ。何もしなかったので、伸び伸びになってしまっていました。水を吸い上げる力が弱る冬に、草丈が高すぎるのは問題があったのでは?ということです。今回のアロマティカスは小さいままなので、この点は問題なし。大きくする気もありません。

あと、バジルにはビニール袋を被せていた。んですが、コレ、たぶん意味なかったと思います。いや、例えば屋外だったら意味があると思います。ビニール袋を被せることで、放射冷却現象を緩和することができるので、屋外だったら意味がある。でも室内では無意味だったんじゃないかなと。蒸れてカビ生えてたし…。

ということで、バジルでの失敗を活かし、

昼間は日当たりのよい出窓、夜間は部屋の中央に置く。

この方針でアロマティカスの冬越しに挑戦です。うんシンプル。というかサボテン、多肉植物の管理方法と一緒。

ちなみにこのアロマティカス、耐寒温度は10℃までといわれています。就寝時の我が家は基本的に無加温。(関東平野部)室温が7℃~8℃ぐらいまで下がります。

果たして冬越しできるのかッ!?アロマティカスッ!!!

一冬越したアロマティカス

↓↓↓ってことで越冬したアロマティカス。

アロマティカス
アロマティカス

…この記事を書いているのは2月中旬。越冬完了というのはまだ早いか?でも立春過ぎてるし、最高気温が20℃超えそうな日もあったし、冬を超えたといっても…いいかな?

全体的に黄色くなりましたねっ!!

元気(?)だったころ↓↓↓

アロマティカスとダイソーのカトラリー整理トレー
アロマティカスとダイソーのカトラリー整理トレー

青々してる…

一冬超えて、黄色…というか色が薄くなってますよね…。
(私が画像加工のテイストを変えたというのを差し引いても)

このまま緑が濃くならずに、下葉から枯れていくとヤヴァい…越冬失敗なんですが、

アロマティカス
アロマティカス

取り合えず生長点は大丈夫そう。新葉も展開してるし、株元には脇芽も見えます。

…でもあんなにかわいらしかったのに…元気になったらチョンパしようかな…

ちなみにこの株、めちゃめちゃ白く見えますが、斑入りだった株です。なのですごく白いですが、多分大丈夫でしょう。

ということで、
室温7℃まで下がったけど越冬成功です。

ポイントは夜間の窓際を避ける。こんだけ。

※アロマティカスは、3月中旬現在も変わりなく元気です。

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それでは。


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