ハマトカクタス・竜王丸を植え替え!!竜王丸の育て方も!

ジョイホンパーク吉岡で購入したサボテン、ハマトカクタス属の竜王丸。の植え替え記事です!!竜王丸は先端がカーブした形の赤色の棘と、渋い緑色の草肌が特徴のサボテンです。カッコイイ!!

ハマトカクタス・竜王丸
ハマトカクタス・竜王丸

↓↓↓ジョイホンパーク吉岡で竜王丸を購入したときのポスト。

ちなみに5月中旬に植え替えました!!

ハマトカクタス・竜王丸とは?

ハマトカクタス・竜王丸。…ハマトカクタス??ハマトカクタスはフェロカクタスに統合されたとか、竜王丸だけハマトカクタスに残って一属一種のサボテンになったとか、某大手園芸サイトではテロカクタスの記述もありました。ネットの情報は正誤入り乱れていますからねぇ。

ということで、たぶんフェロカクタス属なんでしょうが、

竜王丸は何属か分かりません。私の知識では調べるための知識がありません。なのでこのブログでは竜王丸をハマトカクタスとします。あえてですよ。あえて。…サボテンの属ってどう調べれば正確なんでしょ?

……アレっ?!でもフェロカクタス属だったら晃山(レウクテンベルギア属)と交配できるのでは?

↓↓↓我が家のレウクテンベルギア・晃山。

さて、そんなハマトカクタス・竜王丸は、いわゆる強刺系と呼ばれるサボテンです。

棘が強いってことですな。

…つまり素手で触るとけがをします。竜王丸の棘はかぎ針状になっています。いかにも強そうな棘ですね。他にも特徴があって、乾燥した日射の強い地域が原産地なので、しっかりした棘を出すためにはよく日光に当てる必要があります。日射不足は徒長するだけでなく、棘が出てきません。

原産地は北米テキサス州南部と強刺系サボテンの母なる大地、メキシコです。

ハマトカクタス・竜王丸の原産地
ハマトカクタス・竜王丸の原産地

竜王丸の植え替え手順

竜王丸の植え替えは可能であれば皮手袋などの、棘から手を保護できるものを着用してください。私は素手で植え替えしましたが…金鯱ほど凶悪な棘ではなかったんですけど、それでも痛いです。素手だったし、竜王丸むき出しでの植え替えはムリだったので、梱包材のプチプチで竜王丸を包んで植え替えました。

  1. 竜王丸をもともと植わっていたプラ鉢から取り出す。
  2. 長い根を清潔なハサミでカット。サボテンは根が生長することで大きくなります。サボテンは他の植物と比べて、割と根を切ってオッケー。(というか切った方が良い)※私はこの後すぐ植え付ける派。何日か根を乾燥させてから植え付ける人もいる。私はこの辺のことに関しては正解は無いと思っています。
  3. 植え替える鉢に鉢底ネットと鉢底石を敷く。
  4. 竜王丸を据え付けながら用土を入れていく。用土は市販のサボテン多肉植物用の培養土+観葉植物用の培養土+日向土(小粒)+ゼオライト少々。比率は6:3:1ぐらい。用土は基本的に栽培環境に合わせたもので。私は割とまめに潅水する方なので水はけがよさそうな用土で。水をあげるとジャーって底から流れます。
  5. 最後にマルチング。土の上1cmぐらいを化粧砂(土)で覆うことです。見栄えを良くして、水をあげたときに微塵が飛ばないようにするためにマルチングします。
  6. 最初の潅水は1週間程度の時間を空けてから。植え替えによって傷んだ根から病原菌の侵入を防ぐために養生期間を設ける。

いざ実践!

実際に植え替え開始です!まず今回の主役、ハマトカクタス・竜王丸。帰りの車中で横倒しになったコイツは、土がカラッカラだったので購入直後にたっぷり水をあげて、その後10日間断水。植え替え後はしばらく水を与えられないので、私は植え替え前に一度たっぷり水を与えるようにしています。

植え替えは鉢の中の土が完全に乾いてから行いましょう。

ハマトカクタス・竜王丸
植え替えるハマトカクタス・竜王丸

植え替える鉢はこちら↓↓↓アビテさんのコンクリート鉢とアイアンソーサー(別売り)。竜王丸と同日に買ったヤツ。黒にゴールドの霜降りがカッコいい!!渋い!!!

アビテコンクリート鉢
アビテコンクリート鉢

広告黒いマットなアビテのセメント鉢!黒にゴールドの霜降りがとてもカッコいい受け皿はついていないので別途ご用意を!

まず竜王丸が元から植わっていたプラ鉢の側面を叩いて取り出します。

ハマトカクタス・竜王丸
プラ鉢から取り出したハマトカクタス・竜王丸

すんごいしっかりした根でした。長すぎるのでカット。

ハマトカクタス・竜王丸
長すぎる根を切った

アビテのコンクリート鉢にネットと鉢底石を敷いて、

鉢底石
鉢底石を敷く

今回はあらかじめある程度の高さまで用土を敷きます。

あらかじめ用土を敷く
あらかじめ用土を敷く

竜王丸を鉢の中心にセットして、周りに用土を入れていきます。

竜王丸を植えました!(途中の写真はナシ!!)

ハマトカクタス・竜王丸
ハマトカクタス・竜王丸を植える

根の周りを割りばしでつついて土の隙間を無くします。根は土に接していないと水も養分も吸収できません。まぁ水をあげると必然的に土の隙間はなくなるもんですけど。

最後にマルチング。今回は富士砂を使いました。黒い鉢に黒い砂がカッコいい!!

ハマトカクタス・竜王丸
黒い鉢に黒い砂は露出が難しい

富士砂は乾湿で色が変わるけど、マルチングの素材によっては水をあげても色が変わらないので注意です。その場合は表面の土の乾き具合で、鉢の中の渇き具合を測ることができません。私は鉢を持ち上げたときの重さで土の渇き具合を確認しています。

最初の水やりは1週間後から!!

竜王丸の育て方

竜王丸の育て方は、いわゆる日光大好きなサボテンの育て方です。

日光によく当てる、潅水は鉢の中の土が乾いてからたっぷりと、冬季は断水気味にして室内に取り込む。です。

  • 日当たり
    上にも書きましたが、日照不足では棘が出ません。竜王丸は棘の形と色が特徴なので、たっぷりと日差しを浴びせましょう。ただし、夏の直射日光は葉焼けの危険があるので、必要に応じて遮光し、直射日光を避けてください。
  • 潅水
    乾燥地帯に自生するサボテンですが、イメージに反したくさんの水が必要です。ですが、根がずっと濡れていると根腐れするので、乾湿のメリハリをつけて水を与えましょう。鉢の中の土が完全に乾いてから水を与えてください。春と秋の生長期の潅水は、目安としては1週間~10日程度に1回、鉢底から流れ出るくらいたっぷりと水を与えてください。
    また、最近の日本の夏は異常に暑いので、生長が鈍いようなら水を控えめに。直射日光を避けている場合は徒長を防ぐためにも水やりを減らしましょう。
    冬は11月ぐらいから水を徐々に減らし、寒くなったら月に1,2回程度、土の表面が濡れるくらいの水を暖かい時間に与えてください。または屋外栽培の場合などは完全に断水します。
  • 温度管理
    基本的に風通しの良いところで育ててください。日射の強い乾燥地域の植物なので、暑さには強いです。そのぶん寒さには弱いので、最低気温が5℃を切るようになったら室内に取り込むのが安全です。また休眠状態になることで耐寒温度が下がりますので、屋外栽培の場合は水を切って休眠させましょう。霜や寒風には当てないようにしてください。

というわけで、日光と風が必要なので基本的には屋外栽培が推奨されています。ですが、私は竜王丸を室内で育てています。日当たりの良い出窓+送風機を使用して。…今のところは、徒長もなく新棘も出ているので順調です。今のところは。

以上、ハマトカクタス・竜王丸の紹介でした!!


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