こんにちはこんばんは。今回はもう、タイトル通りの記事。以前スタンダードプロダクツ（100均のダイソーの別業態）さんで購入したアガベ、斑無しの王妃雷神に斑（ふ）が出てきました！っていう記事です。
この王妃雷神を購入したときの記事↓↓↓
我が家の王妃雷神の栽培記録でもありますが、大きくなった以外に目に見えて変化があったので記事にしましたよッ！！
※Standard Productsで販売されている王妃雷神すべてに斑が出ることを保証する記事ではありません。
アガベ・王妃雷神
アガベ・王妃雷神。学名はAgave potatorum “Ouhi Raijin”で、日本で創出されたポタトルム（雷神）の園芸種です。原種のpotatorumと比べると株の大きさはより小さく、棘は短く改良され、そのため育てやすくなったアガベです。葉は短く肉厚なことに加えて、小さいゆえに葉同士がギュッと詰まったその草姿が人気でもあります。
王妃雷神は、特に葉の中央に白色の斑（ふ）が入った”白中斑”が人気かつ、たくさん流通しており王妃雷神＝王妃雷神白中斑といっても過言ではありません。ですが、王妃雷神は黄色の斑が入った黄中斑や、葉の外側に斑が入る覆輪斑など、いろいろなバリエーションがあります。
※斑（ふ）とはその植物本来の緑色とは異なる色が葉などに入る現象のこと。斑の多くは黄色。白や赤などの場合もある。斑の部分は葉緑素をもたず、光合成ができない。
今回の記事で取り上げたのは、スタンダードプロダクツさんで購入した斑無しの王妃雷神。
Standard Productsのアガベ
当ブログでは何度も取り上げているスタンダードプロダクツ。300円（税込み330円。以下すべて記事執筆時点での価格）の商品を主力に200～1,000円の商品を取り扱う、100均のダイソーさんの別業態です。
そんなスタンダードプロダクツでは本家ダイソーさんにならい、園芸用品や観葉植物の生体の取り扱いがあります。衝撃的だったのがアガベの取り扱い始めたこと。
品種が限定されますが、それまで園芸店で数千円で販売されていたアガベが1,000円（税込み1,100円）で購入できるようになりました。価格破壊もいいとこだ。
先ほど品種が限定…と書きましたが、スタンダードプロダクツで販売されているアガベは、
の4品種が販売されています。人気ゆえか笹の雪と吉祥冠錦はなかなか見かけませんが…。そのうち五色万代も販売されちゃうんじゃないかっていう勢い（私の願望）です。これらの人気品種が1,000円です！！状態がちょっと悪いのがタマにキズ。いや、そもそもスタンダードプロダクツの店舗が少ないことの方が問題か…
王妃雷神に斑が出てきた！！
そんで、そのスタンダードプロダクツで販売されているアガベの中で、もっとも人気のない王妃雷神（斑無しのヤツ）を購入し、育てていました。王妃雷神を選んだことにはそれほど深い理由があるわけじゃないんですが、まぁアレですね、私の中の天邪鬼な心が発揮されたんです。人気が無いなんて書くと、心より王妃雷神を愛する方から怒られそうですが、事実、いつも売れ残っています。笹の雪や吉祥冠錦、王妃雷神白中斑はすぐ売れちゃってるみたいなんですけどね…
これが↓↓↓6月から育て始めたアガベ・王妃雷神。
青々とした葉。これはこれで綺麗ですが、物足りないっちゃア物足りない。あ、いや、わかってて購入したんですけどね。前の記事ではキャベツみたいなんて書いてます。
そしてその約4か月後がコチラ↓↓↓
白い斑が出てきました！！！
一応念のため言っておくと同じ株です。覆輪の斑…というほど整った形の斑ではありませんが、はっきりとした白い斑が出てきました。もともと緑一色だった同じ葉っぱに斑が入ってきたんです。
品種として確立されている王妃雷神白中斑や覆輪斑のように、どの葉にも同じように均一な斑が入っているわけではないので、王妃雷神の斑入り個体、王妃雷神錦といえばいいのかな？
直射日光にあたると斑が出現
この斑が出てきた王妃雷神、育て方としては普通のアガベと変わりません。直射日光によく当てました。
王妃雷神が我が家に来たのは6月初日。もう梅雨入り…してたっけかなぁ？そんなに天気が良くない日が続いていたと思います。今年の梅雨は、時たま猛烈に晴れて直射日光が差す日が少なかったように思います。なので、我が家に来た直後からあまり直射日光には当たらず。
7月に入ってから50％ほどの遮光をし、以降2カ月ほど遮光管理下に。この時点では葉の枚数こそ増えていましたが、状態は変わらず。王妃雷神は緑のままです。
そんで9月の初日にその遮光ネットを取っ払い、我が家のサボテン、多肉植物達は直射日光浴をするようになりました。一般的に（？）遮光を取り去るのは彼岸ごろがいいといわれていますが、今年は9月に入ったタイミングで遮光をとりました。まぁ確かに葉焼けするアガベはあったんですが、大まかには元気。
直射日光を浴び始めたそんな中、王妃雷神の葉に斑が出始めました。
遮光下では何も変化が無かった王妃雷神が、直射日光にあたり始めた途端、変化が現れたんです。
そういえば、東京五反田のサボテン多肉植物ビッグバザールでも、アガベを売っていたおっちゃんが、（斑入りの）アガベは日に当てるときれいに斑が出るよ。って言っていました。
ポイントは直射日光ですね。
とりあえず見栄えはだいぶ変わって、白斑が出たことで華やかになりました。
もともとうっす～く斑が入っていた…っ！？
ただ、この王妃雷神、ただの斑無しから突然斑が出たってわけでもないんです。
購入当初の王妃雷神↓↓↓
上の方の葉は緑ですが、下葉には斑が入っているんですよね。
それだけじゃなくてよく見るとどの葉にも、覆輪にうっす～く斑が入っているような気がします。めちゃくちゃ薄い斑なので、斑無しといわれても違和感がありません。
つまり、斑が全然入っていない葉に突然、斑が出てきたというよりも、
薄かった斑が直射日光にあたることで鮮鋭化した。という表現が適切かなと思います。
もともと何の意図もなく選んだ株が、たまたま（超薄い）斑入りだったってことなんですが、スタンダードプロダクツさんで販売されているアガベ・王妃雷神すべてに斑が入っているかは、ちょっとわかんないです。そもそもめちゃくちゃ薄い斑なんで店頭で見てもよくわかんないかも。
この記事はこういう変化があったよぐらいに捉えてください。たまたま私が斑入り個体ガチャに当たっただけかも…
それでは。
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