こんにちはこんばんは。今回は以前から育てていた、ハオルチア・青雲の舞が根腐れから華麗に復活して漢泣きした話です。言いすぎですね。少なくとも感動はしました。ハオルチアの生命力に…乾杯…っ!!
↓↓↓手前から青雲の舞、ウンブラティコラ、レッドブル。根腐れしたのは一番手前のヤツ。

今回の主役、ハオルチアの寄せ植え↓↓↓
広告やや小ぶりで高さのあるハオルチア、ウンブラティコラ。栽培は日焼けに気を付けて!
広告シュッとした葉がかっこいいハオルチア、青雲の舞。透明な葉の先端がとても美しい。日焼けに気を付けて栽培を。
このハオルチアの寄せ植えたちは真冬に植え替えしましたが、冬の植え替えと今回の根腐れは一切関係ないです。根腐れしたのは9月中旬。
青雲の舞の調子が…?おかしい?
冬に植え替えたハオルチアたち。春を超え梅雨を超え、夏を超えた9月中旬。去年(2023年)の9月はまだまだ暑い盛りでしたが、そろそろ生長期を迎えるはずのハオルチアたち。
でも、アレ?青雲の舞…なんか変じゃない?

…画像でみると異変が伝わりませんね。写真では健康そう…。でも、草肌に張りが無いというか、少し柔らかいんですよね。ツヤもないし。
ちなみに環境としては陶器の鉢に、市販のサボテン多肉植物用の培養土、その上にマルチング(化粧砂)のハイドロボールを被せています。
隣のウンブラティコラ↓↓↓

こちらは下葉が茶色に…。根っこに異常がある?こちらも少し草肌の張りが無いような…
レッドブル↓↓↓

もうツヤッツヤッ。草肌に張りがあります。他の二種と比べても明らかに元気。コイツは大丈夫。無問題。
やっぱり青雲の舞…調子が悪そうです。
根腐れしてんじゃねッ!?
そんな時思い出したのが、アリオカルプス・黒牡丹↓↓↓
調子の悪そうなサボテンを試しに掴んでみたところ、スポッと鉢から抜けて腐っていることが発覚。
同じようにハオルチア・青雲の舞も掴んでみました。すると…

浮く!!土から浮きました。
えぇぇっーーー( ゚Д゚)
あ、いや、調子が悪そうだったので予見できたことではありました…
でもこれは異常事態です!健康な株なら軽くつかんだぐらいでは浮きません!!しっかり根付いているハズです!つまり…
浮く→根が張っていない→根腐れ。が考えられます。でも、浮きはするけど抜けないので、生きている根もありそう。
手遅れにならないうちに対処します!!
ちなみに他の二種はどうかというと、ウンブラティコラはグラグラはするけど、浮いたり抜けたりはしません。でもやっぱ根張りは悪そう。レッドブルのほうは、もうすんごいガッチリ。ビクともしません。コイツは超健康そう。
とりあえず乾燥
この段階で青雲の舞の不調の原因は分かりませんが、仮に根腐れが不調の原因だとすると、必要なのは、
乾燥です。
まぁ兎に角抜いてみます。
鉢から抜いた青雲の舞↓↓↓

思ったより根がありました。白い根もある。でも、

株の中心部はグジュグジュ。そもそも根の量が少なすぎます。
してますね。根腐れ。
ハオルチアは、というか多肉植物は、根が湿った状態が長く続くと根腐れします。生長に水は必要ですが、加湿加水分が苦手です。そのかわり草体に水分をため込んでいるので、乾燥には強い。乾燥気味に育てるのが基本です。
青雲の舞の外周部の白い根は、マルチング(化粧砂)のハイドロボールの上を這っていた根。どうやら鉢内が加湿で環境が悪かったせいで、水はけのよいハイドロボールのほうに根を伸ばして生き永らえていた様子。がんばったなぁ…そしてスマン…
他の二種も一緒に抜きました↓↓↓

ウンブラティコラもマルチングのハイドロボールの上に根を這わせていたので、こちらも根腐れ気味。レッドブルの根は太いですが、茶色い。このまま抜かずに放置していたら、取り返しのつかないことになったかもしれません。
それほど考えていたわけではありませんが、マルチングのハイドロボールの排水性に助けられた感じです。ありがとう…ダイソーのハイドロボール…
青雲の舞はグジュグジュなので、ひとまずこのまま日陰で乾燥。3日ほど乾燥させました。ハオルチアの根は乾燥に弱いといわれますが、そんなこと言ってられません。今必要なのは乾燥です。大丈夫。多肉植物なんだから。乾燥には強い…ハズ。
鉢内の環境を改善して植え替え
そもそもなぜ根腐れしたのか?理由は簡単、
水のあげすぎ。です。通風が足りなかったとかの可能性もありますが、結局、鉢内が加湿だった、土が乾いていない状態が長く続いた。が原因でしょう。
潅水は7日~14日程度の間隔。時間は十分に空けてから水を与えていましたが、土が乾いていなかったようです。乾燥の確認が甘かった。
そこで今回は潅水間隔を見直すとともに、より鉢内が乾きやすいように改善します。
まずは鉢本体の底にゴムをつけて、受け皿との間に通気層をつくります。

両面テープ付のゴムを使ってます。ホームセンターで買いました。
それと使うのはコレ↓↓↓
セリアさんの立体鉢底ネット!
コレは普通の鉢底ネットの代わりに使うことで、鉢内に三角錐状の空間をつくり、通気性と排水性を改善してくれるアイテム。鉢内に酸素が供給されることで、根張りも良くなってくれるハズ…。
使ってみるとこんな感じ↓↓↓

これで鉢内が乾きやすくなったはずです。少なくとも前とは違うはず。
コレに用土を入れてハオルチア各種を植え付け。

もちろん害虫対策にオルトランDXも撒いてます!
広告土に撒いて使う錠剤の殺虫剤。根から吸収された殺虫成分が長く効く遅効性の殺虫剤です。アブラムシ、コガネムシの幼虫、カイガラムシやネジラミに効果があります手を汚さず使えるオススメの殺虫剤です!
そんでマルチング。前回と同じようにハイドロボールを使いました。

最後に水をたっぷりとあげて植え替え終了。
なんか見た目は最初と変わっていません。が、中身は違います。今後は用土の乾燥をよく確認してから水を与えていこうと思います。
広告やや小ぶりで高さのあるハオルチア、ウンブラティコラ。栽培は日焼けに気を付けて!
広告シュッとした葉がかっこいいハオルチア、青雲の舞。透明な葉の先端がとても美しい。日焼けに気を付けて栽培を。
今回の教訓
根腐れは、放っておくと植物全体を腐らせてしまいます。ハオルチアは根腐れから復活しやすい(←サボタニネットオフ会で聞いた)ですが、過信は禁物。
早期発見、早期対処。コレ大事。
とりあえず根付いた。
青雲の舞浮遊事件から約1カ月半後の11月初旬。植え替え直後にはグラグラしていた青雲の舞も、ガッチリ動かなくなりました。根付いたと思っていいでしょう。
その他、変化があったのはレッドブルが赤くなってきたこと。これは不調というより、紅葉…?ですかね?冬もこんな感じで色づいていたんで、問題ないかと。
ウンブラティコラは子株をつけているので、まぁ順調といってよいでしょう。
大きくなって欲しいですな。
追記:植え替えから約3カ月半後の2024年1月↓↓↓の近況

メッチャ元気になりました!!
ハオルチア・青雲の舞↓↓↓

根腐れが嘘のようにツヤツヤプリプリに。しっかり根付いてガッチリしました。葉も太ってきました!
ハオルチア・ウンブラティコラ↓↓↓

下葉の枯れも治まって葉も増えました。子株も大きくなり、すっかり元気!
ハオルチア・レッドブル↓↓↓

こちらは相変わらず元気。一時葉が赤くなっていましたが、どうやらそれは日照が強すぎたよう。置き場を替えて日照量を調整したら、鮮やかな緑色に。(少し徒長気味だけど…)
それでは。
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