能登半島地震により被災された皆様、心よりお見舞い申し上げます。
こんにちはこんばんは。今回も植え替え記事。秋(9月)に購入したサボテンを植え替えました。
今回植え替えたのはツルビニカルプス属のサボテン、アロンソイ↓↓↓
このサボテンを購入したのは2023年9月30日に埼玉県吉見町で開催されたビザールファーム・オータムフェス↓↓↓
エケベリアのブランド苗が販売されているイベントでしたが、天邪鬼にもサボテンを購入。まぁエケベリア以外の多肉植物(サボテン含む)も充実していたイベントだったのでおかしくはないか。
広告希少なサボテン、ツルビニカルプス属のアロンソイ!エケベリアのようにロゼット型に疣を展開する変なサボテン見た目の変わったマニアックなサボテンをお求めの方に!!
そんなツルビニカルプス・アロンソイを10月初旬に植え替えた記事をいまさら公開です。当ブログは私自身の備忘録を兼ねますからね。一応言っておきますが、冬の植え替えは非推奨です。できることなら来春まで待ちましょう。
ツルビニカルプス・アロンソイとは?
ツルビニカルプス・アロンソイは、エケベリアのようなロゼット型に疣(いぼ)を展開し、髭のような棘が特徴の珍しいサボテン。美しいとかカッコイイとかというより、すごく素直にいうと変な見た目のサボテンです。そして私はこういうサボテンが好み。
原産国はメキシコです。
現地では絶滅危惧種。ワシントン条約で国際間の取引が禁止されているサボテンです。そのため現在国内で流通しているアロンソイは、国内で繁殖したものでしょう。というか、アロンソイ以外のツルビニカルプス属のサボテンもすべて絶滅危惧種なので希少なサボテンです。
他にも我が家ではツルビニカルプス属の昇雲竜も育てています↓↓↓こちらも希少サボテン。
まーあれですね、原産国での野生環境下で絶滅危惧種といっても、例えば金鯱のように国内で繁殖されまくって駄物扱いされるサボテンもあるので、必ずしも絶滅危惧種=珍しいサボテンってわけでもないんですが、アロンソイは珍しいサボテンになるかと思います。
そんなサボテンなんで、ホームセンターではまず見ません。園芸店でもサボタニの取り扱いの多いところじゃないとないかな。大手の生産者さんというよりは、小規模または個人の方が繁殖されているから流通量が少ないイメージがあります。珍しい=人気があるってわけじゃないので少々マニアックなサボテンかと。
そして小さいことでも有名なツルビニカルプス属。大きくなってもせいぜい数センチのサボテンたちなんですが、アロンソイは10cm近くになるツルビニカルプスの中では大型のサボテンです。
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アロンソイを植え替えだッ!!
ツルビニカルプス・アロンソイを植え替えます!!
棘物は比較的いつ植え替えてもいいといわれているサボテンですが、一般的に春と秋の植え替えが推奨されています。真夏、真冬の厳しい気候の時は植え替えを避けた方が無難です。
まずは主役のツルビニカルプス・アロンソイ!!
1週間ほど断水し、鉢の中の土を完全に乾燥させてあります。
アロンソイを鉢ごと横にし、鉢から抜きます。
取り出したアロンソイ。根張りは悪くなさそう。
根についた古い土を筆などを使って落とします。
こんな感じ。立派な塊根が形成されています。同じツルビニカルプスでも、我が家の昇雲竜は塊根を形成していません。その違いが興味深いところ。昇雲竜は開花球なのでもう大人なハズ。これから塊根が形成されるなんてことがあり得るのかな?我が家の昇雲竜↓↓↓
無いよね。塊根。
※この昇雲竜はカキ仔。もしかしたらカキ仔では、塊根が形成されないのかもしれません。
植え替える鉢はコレ↓↓↓
大口産業さんが製造するマービスタブランドのブラックプラスチックポット。+受け皿(別売り。こちらも同ブランド)サイズはこんな感じ↓↓↓
もともとこの鉢に底穴は開いていません。ですが購入したシマムラ園芸さんでは、電動ドリルが用意してあってセルフで穴あけ可能。今回は底に4か所穴を空けました。
プラスチックの鉢なので、通気性を改善するためにそこに立体鉢底ネットを敷きます。鉢底に空間をつくって、排水性と通気性を改善するアイテム。
…が、セリアさんの既製品の立体鉢底ネットでは2.5号鉢には大きすぎる…。なので自作した立体鉢底ネットを使用します。
自作した立体鉢底ネット↓↓↓コレを敷きます。
自作立体鉢底ネットを敷きました。
鉢底全体に空間ができるようにネットを制作。自作ならではの自由度。
ここに鉢底石を敷いて
用土をある程度の高さまで入れたら、アロンソイをセット。位置と高さを調整しながら、残りの用土を充填していきます。
用土は市販のサボテン多肉植物用の培養土と観葉植物用の培養土を3:1ぐらいでブレンド。サボタニ用の培養土単用より保水性を気持ち上げています。用土は栽培環境にあったものを。
用土を入れ終わりました↓↓↓
傾いてますが、後で調整します。
この後は殺虫剤の散布。我が家ではネジラミでエケベリア達を全滅させてからは殺虫剤の散布が必須!
散布する殺虫剤はオルトランDX!!撒くだけでネジラミやカイガラムシを予防してくれます!においがありますが、気になる場合は用土に混ぜるか上から土を被せてください!
広告土に撒いて使う錠剤の殺虫剤。根から吸収された殺虫成分が長く効く遅効性の殺虫剤です。アブラムシ、コガネムシの幼虫、カイガラムシやネジラミに効果があります手を汚さず使えるオススメの殺虫剤です!
ちなみにただのオルトラン(DXってついてないヤツ)は含有成分の違いで、ネジラミやカイガラムシには効果が無いので注意!
殺虫剤散布後、上からマルチング(化粧砂)を被せます。今回使うマルチングは富士砂。アロンソイの傾きを直しながら富士砂を敷きます。
以上、植え替え終了です。最初の水やりは1週間後から!!
ツルビニカルプス・アロンソイの育て方
ツルビニカルプス・アロンソイの育て方の基本は、風通しを良く日光によく当て乾燥気味にです。
サボテンのよりよい植え替えとは?
さて、今回アロンソイは秋に植え替えを決行したわけですが、これはホントに良かったのか?
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以下、私の栽培環境固有の問題だと思われるので、参考程度に。
我が家の場合、購入した植物は真夏、真冬でなければ割とすぐ植え替えます。これまでいくつもサボテンを植え替えてきて確信できたのが、
植え替えから2カ月は(棘などが)動かない。用土の乾き具合からたぶん水も吸ってません。
アガベなんかは植え替え後すぐに葉を展開し始めるんですが、サボテンはなかなか動かない。
この植え替え直後のサボテン内部で何が起こっているか詳しく分かりませんが、水を吸っていないようなのでじっと耐えている(?)ような状態なんだと思うんです。我が家に来たことによって環境が変わり、新しい環境に慣れるまでの間生長がストップしている…んじゃないかと。
今回アロンソイを秋に植え替えたわけなんですが、棘が動き始めるまで1カ月半かかりました(11月中旬ごろ生長を始めた)。棘が動き始めたころにはもう寒いんですよね…。サボテンの植え替え時期として、秋は悪くないハズなんですが、コレはホントにいいのか…?
でもまぁ春に植え替えても、2か月後には湿気の高い梅雨になっちゃうから似たようなもんか……じゃあいつ植え替えればいいんだ?
まぁこのアロンソイは寒くなり始めても無事に生長を始めているのでひとまずよかった…
それでは。
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