塊根植物の人気品種、パキポディウム・グラキリスを植え替えたッ!!

こんにちはこんばんは。我が家初の塊根植物、キョウチクトウ科パキポディウム属のグラキリスを植え替えましたッ!!(当ブログではガジュマルは観葉植物の扱い。多肉植物のように、乾燥地帯に生育するものを塊根植物としてカテゴリーしています。)

パキポディウム・グラキリス
パキポディウム・グラキリス

広告超人気の塊根植物、パキポディウム・グラキリス原産地マダガスカルの現地株は超高価ですが、国内実生株は比較的お手頃価格です!根腐れに注意して乾燥気味に、よく日光に当ててください!!

このパキポディウム・グラキリスは埼玉県越谷市で秋に開催されたJSS秋の多肉市inシマムラ園芸で購入したもの↓↓↓

このグラキリスを販売していたおっちゃんからは、約1か月後の東京都北区でもサボテン科アストロフィツム属のカプトメデューサを購入しています。

違うイベントでも同じ人から多肉植物を買う私…

パキポディウム・グラキリス

現在最も人気のある塊根植物といっても過言ではないキョウチクトウ科パキポディウム属のグラキリス。

原産国はマダガスカル。現在知られている25種のパキポディウムのうち20種がマダガスカル由来です。

原産国のマダガスカル
原産国のマダガスカル

象牙色のボテッとした幹、細長い葉っぱ。そのかわいらしい見た目が人気の理由です。

このグラキリス、というかパキポディウム全種に絶滅が危惧されており、ワシントン条約で国際間の取引が規制されています。ただし、グラキリスの規制ランクでは輸出国の許可があれば輸入することが可能。自生環境で育った現地株(現地球)を手に入れることも可能です。

国内実生株と現地株

現在日本においてグラキリスには、種から繁殖された国内実生株と、国外で育ち輸入された現地株や輸入株が流通しています。

実生株は数センチ程度の幼苗が多く出回り、価格も数千円とお手頃(販売店でだいぶ変わる)。

パキポディウム・グラキリス
パキポディウム・グラキリス国内実生株

一方、現地株には比較的大きい株が多く、価格は数万円〜数十万円(大きさで値段がだいぶ違う)と、かなり高額。現地株に関しては実生株のように小さい株は出回ってないかな。

さらにその現地株は、輸入時の検疫で現地の土が持ち込めない(国外からの病害虫の持ち込みを防ぐため)こともあって、根っこがない株と、輸入後に国内で発根管理された発根済みの株の2種類があります。

当然、発根している株の方が高価で、

国内実生株<<<<<<<<<<<<現地株(未発根)<<<現地株(発根済み)

みたいな価格差があります。現地株は大きいのでどーしても高額になります。絶対にボテっとした現地株や輸入株じゃなきゃヤダッ!!って人もいますが、入門用としては国内実生株がオススメです。今回の私の購入品も国内実生株。

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パキポディウム・グラキリスを植え替え!

と、いうわけでパキポディウム・グラキリスを植え替えます!ちなみに植え替えたのは去年の10月です!!

一般的にグラキリスの植え替えは、3~5月頃の春が適期といわれています。ですが、グラキリスは夏を中心に春~秋にかけて生長する夏生育型の塊根植物。秋の植え替えでもたぶん平気です(というか平気でした)。

まずは植え替えの主役、パキポディウム・グラキリス!

パキポディウム・グラキリス
パキポディウム・グラキリス

拡大するとこんな感じ↓↓↓

パキポディウム・グラキリス
パキポディウム・グラキリス

ホントは春まで植え替えを待っても良かったんですが、

帰りの車中で倒してしまい、鉢から抜けてしまったので植え替えます。だから傾いてます。(葉も折れてる)

そんなグラキリスを鉢から抜きます。もう抜けていますが…

パキポディウム・グラキリス
パキポディウム・グラキリス

根っこはこんな感じ。樹形に比べてあまり根張りは良くありませんね。サボテンの根に比べると切れやすいのでやさしく扱いましょう。すごく根の量があるならこの段階で整理した方が良いですが、どーもグラキリスはあまり根が増えなさそうなので、無理に切らない方がいいようです。少なくともサボテンのようにガッツリ根を切るのはヤメましょう。

次に鉢の用意。今回植え替える鉢は、大口産業さんが製造するマービスタブランドのブラックプラスチックポット2.5号サイズ(+別売りの受け皿)↓↓↓

ブラックプラスチックポット
ブラックプラスチックポット

元々底穴の無いプラスチック鉢なので、電動ドリルを使ってセルフで穴あけ。

ブラックプラスチックポット
ブラックプラスチックポット

サイズ等の仕様は同じ鉢使用しているこの記事↓↓↓を参照ください。

さらに上の記事と同じように自作した立体鉢底ネットを敷きます。

ブラックプラスチックポット
ブラックプラスチックポット

変わんない画面…

ここに鉢底石を敷いて…

鉢底石を敷く
鉢底石を敷く

ある程度の高さまで用土入れたら、グラキリスをセット。グラキリスの位置と高さを調整しながら残りの用土を入れていきます。そんで入れ終わったのがコチラ↓↓↓

パキポディウム・グラキリス
パキポディウム・グラキリス

用土は市販のサボテン多肉植物用の培養土。サボテンと変わりません。グラキリスは乾燥地帯に自生する植物なので、多肉植物のように排水性と通気性の良い用土を使います。

この上に殺虫剤を散布!

パキポディウム・グラキリス
パキポディウム・グラキリス

使う殺虫剤はいつものオルトランDX!!

広告土に撒いて使う錠剤の殺虫剤。根から吸収された殺虫成分が長く効く遅効性の殺虫剤です。アブラムシ、コガネムシの幼虫、カイガラムシやネジラミに効果があります手を汚さず使えるオススメの殺虫剤です!

住友化学園芸 オルトランDX粒剤 200g
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撒くだけなので、もう絶対に撒いといたほうがいいです(経験談)。

オルトランDXはにおいが気になるので、この上からマルチング(化粧砂)を被せます。土を被せたり、土に混ぜることでにおいを軽減させることができます。

パキポディウム・グラキリス
パキポディウム・グラキリス

つかったマルチング材は富士砂です。

これで植え替え終わり。パキポディウム・グラキリスにはこの後すぐに水をたっぷりと与えて終了です!!

パキポディウム・グラキリスの育て方

パキポディウム・グラキリスの育て方の基本は、日光に当て、風通しを良く乾燥気味にです。サボテンとおんなじ。

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パキポディウム・グラキリスの育て方
  • 日照
    グラキリスは日光が大好きな植物です。よく直射日光に当てましょう。日照量が足りないと幹が太くなりません。ぽてっとしたフォルムが特徴の植物なので、しっかり日光に当て塊茎を形成させましょう。ただし真夏の直射日光は日焼けしてしまう可能性があるので、50%程度の遮光をする方が無難です。落葉する植物なので、葉焼けはすぐに目立たなくなりますが、幹が焼けてしまう場合があるので真夏は注意しましょう。
  • 潅水
    幹に水を貯えるので乾燥には強いです。もともと乾燥した過酷な環境に自生する植物なので、根が湿った状態が長く続くと根腐れしてしまいます。鉢の中の土が完全に乾いてから、たっぷりと水を与えましょう。風通しを良くし蒸れに気を付けてください。夏の暑い日中に水を与えると煮えてしまうので、涼しい夕方か夜に水をあげてください。グラキリスは夏生育型の植物で冬は休眠期です。落葉が休眠の合図なので、休眠期の冬は断水するか、土の表面が湿る程度の少量の水を月に1,2回、暖かい時間帯に与えましょう。
  • 温度管理
    グラキリスは暑さには強いですが、寒さには弱いです。最低気温が5℃を切りそうなら室内に取り込みましょう。

以上、パキポディウム・グラキリスの紹介と植え替えでした!

それでは。


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