3Dプリンターを買ったぞッ!!とりあえず植木鉢の受け皿をつくった話。

こんにちはこんばんは。以前3Dプリンターで作成された植木鉢の記事をポストしましたが、

ついに私も3Dプリンター買いました。

今回はその3Dプリンターを使ったよ!って記事です。あんま植物関係ない記事。後半の植木鉢の受け皿作成のあたりが、ちょっと植物にカスってるかなってぐらい。当ブログの読者様には興味がなさそうな内容ですが、申し訳ありませんがお付き合いください。

3Dプリンターを買ったぞッ!!
3Dプリンターを買ったぞッ!!

久しぶりに買った高額家電製品なのでうれしくて記事にしたという、読者様にはあまり有用な情報ではない超個人的嗜好の記事です。

2024年に3Dプリンター始めます

新年2024年の1月1日は一粒万倍日と天恩日が重なる最強の吉日。なので前々から欲しかった3Dプリンターを日付が変わった瞬間にポチりました。私は仏も神も0.00001mmも信じない無神論者ですが、

乗っかれるものには乗っかります。

ですが、ものすごく縁起の良い日のハズだった2024年1月1日は、日本国民にとって大変な日になってしまいました。あらためて被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。

Creality 3DのEnder-3 V3 KEを買ったぞッ!!

購入したのはCreality 3DのEnder-3 V3 KE。中国のCreality 3D社は3Dプリンターメーカーでも大手さん。エンダー3シリーズは3Dプリンターとしては入門用のシリーズですが、V3 KEはその入門用シリーズの中でもハイクラスに位置付けられる機種。2023年9月に発売された新モデルです。

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印刷方法は熱溶解積層方式、略称FDM方式のモデル。3Dプリンターとしては一般的な印刷方式です。

従来機種の問題点だった騒音を改善した静音モーター搭載モデル。組み立て部分を最小限に抑えたセミ完成品。ヒートベッド搭載、さらにプリンタヘッドと台の高さを調整するオートレベリング機能もあって、カラー液晶とWi-Fi機能を標準仕様で搭載、おまけに印刷スピードも従来機種より速いという、入門用としては十分すぎるスペックのモデルです。

まぁこの辺の機能については、分かりやすくまとめられたサイトがいくつもあるのでそちらを見てください(テキトー)。基本的に価格が安くなるほど、機能がオミット(省略)されていきます。もっと価格の安いモデルもラインナップされていますが、でもいくら入門用だからといっても、とりあえず3D印刷ができるだけの簡素なモデルと、実用的な機能を搭載したモデルとでは雲泥の差があります。最低限、静音モーターとオートレベリング機能が搭載されたモデルを選ぶのがいいと思います。

騒音とか…

上にも書きましたが、家庭で3Dプリンターを使用する場合は騒音が問題になるそう。モーターの駆動音がうるさくて夜寝れないとかって感じで。造形品にもよりますが、3Dプリンターは長時間駆動しますからね。なので静音モーターのモデルを選んだわけですが…

写真やイラストではまったく伝わらないその騒音ですが、今回購入したモデルでは、それほどうるさいというわけではありませんが、まあまあ音がします。私の体感的には換気扇より少しうるさいかなっていうぐらい。電気ケトルの沸騰直前の方が断然うるさいし、10年前のルンバ(700シリーズ)のほうが比べ物にならないくらいうるさいです。ただ、逆の見方をすれば静音モデルでもそれなりに音がするとも言えます。

届いたプリンターを開封後、組み立て、電源を入れ、フィラメント(プラスチックの材料)をセット後、プリンターがオートレベリングの調整をしたのでさっそく使ってみます。

受け皿をつくるぞッ!!

プリンターのマニュアルにはセットアップ完了後、サンプルモデルの印刷を推奨しています。ですが、何にも使えないの船の置物(のデータが最初からついてくる)なんて作ってもしょうがないので、いきなりですが、私の必要なモノ&簡素なつくりのモノを最初に3Dプリントしてみたいと思います。

と、いうわけで植木鉢の受け皿を作ります。

受け皿が必要な鉢がコレ↓↓↓

3Dプリンターを買ったぞッ!!
3Dプリンターを買ったぞッ!!

グリーンシップさんのプラスチック鉢。肉厚なので高級感のあるプラスチック鉢。今までは同シリーズの受け皿を使っているんですが、ちょうどいいサイズが無いのでつくります。

あ、植えられているオアハカオテロイが徒長していることには触れないでください。

このブラックのプラスチック鉢、同型の別カラーは鉢底穴アリで受け皿がセットなんですが、なぜかブラックだけ鉢底穴なしで、受け皿が付いていません。なのでセルフで底穴あけ後、上記のように同シリーズの受け皿を使っていたんです。

ですがピッタリの受け皿が無くて…。一回り大きい受け皿を使っているんです。これよりワンサイズ小さいものだと小さすぎて入らないし…。

鉢数が増えてきて置き場所が無くなってきたので、すこしでも小さい受け皿が使いたい!んです。

というわけでこの鉢用に受け皿を作ることが、3Dプリンターでの最初のミッション。

3Dプリンターで出力するまでの流れ

3Dプリンターで印刷するまではいくつかの工程が必要です。超ザックリ説明すると…

1.モデリング作業:3DCGソフトやCADを使い、造形物の3Dデータをつくります。3Dデータをつくることをモデリングといいます。最も時間のかかる工程です。

2.G-codeを作成する:Gコードというのは3Dプリンターで印刷するためのデータのことです。3DCGソフトなどで作成したモデリングデータを、スライサーソフトと呼ばれるソフトで読み込み、Gコードを作成します。このとき造形物のプラスチックの厚みやサポート材の有無、3Dプリンターの印刷スピード、プリンタヘッドの温度など各種設定をします。

3.3Dプリンターで出力:Gコードを3Dプリンターに読み込ませて、はれて印刷開始です。

ってな感じで3Dプリントが行われます。

さっそくまずは3Dモデルをつくります。

使うソフトはフリーソフトのBlender。ブレンダーは無料とは思えないほど高機能で太っ腹な3Dソフト。これを使ってモデリング作業を行います!

そんで…

省略!!

3Dプリンターを買ったぞッ!!
3Dプリンターを買ったぞッ!!

受け皿の3Dデータができました。

…いや、この辺の技術的な話は、いよいよ当ブログの読者様とはニーズが合わないと思うので、次のスライサーソフトで3Dプリンター出力用のデータを作る工程ともども省略します!まぁ初めての3Dプリントなのでシンプルな受け皿をつくります。3Dデータをつくるのも簡単。

スライサーソフトで作ったデータを3Dプリンターに渡し、

3Dプリント開始!

3Dプリンターを買ったぞッ!!
3Dプリンターを買ったぞッ!!

こんな感じで、台の上に溶かしたプラスチックを積層させて造形していきます。ちなみに中心に写っている箱がプリントヘッド。

3Dプリンターを買ったぞッ!!
3Dプリンターを買ったぞッ!!

完成!!

直径10cm、高さ2cmの受け皿のプリントに今回は4時間かかりました。…が、これは私がスライサーソフトでの設定をミスしてV3 KEの性能をうまくいかせていなかったよう。ちゃんとした設定ならば1時間程度でつくれます。

補助材を取り除いた完成品がコレ↓↓↓

3Dプリンターを買ったぞッ!!
3Dプリンターを買ったぞッ!!

裏側↓↓↓

3Dプリンターを買ったぞッ!!
3Dプリンターを買ったぞッ!!

表面が妙にテカっているのは私のミス。もうちょっとマットな質感に仕上げられるハズです。スライサーソフトの設定ミスってます。

鉢にセットするとこんな感じ。

3Dプリンターを買ったぞッ!!
3Dプリンターを買ったぞッ!!

植木鉢の素材はポリプロピレン、受け皿はポリ乳酸(PLA)です。素材自体が違うのでさすがに同じにはなりません。

同型の別カラー(受け皿とセットの商品)と並べるとこんな感じ。

3Dプリンターを買ったぞッ!!
3Dプリンターを買ったぞッ!!

まぁいいんじゃないでしょうか。

グリーンの鉢のアガベ・BBはイイ感じになってきたのにな…なんでオアハカオテロイ徒長してんだろ…

…ハッ!!( ゚Д゚)今回は植木鉢…じゃなかった、3Dプリンターの話でしたね。

まとめ

さて、今回は3Dプリンターを使ってひとまず植木鉢の受け皿をつくった話でした。3Dプリンターはこんな方にオススメです↓↓↓

  • 3Dプリンターに興味がある方
  • モノをつくるのが好きな方
  • ある程度3Dモデリングの知識がある方

簡単なモデリングソフトを使ってももちろん3Dプリントできるんですが、それだとプリンターの造形力を100%活かせません(私も活かせていませんが…)。なので最初からある程度3Dモデリングの知識があったほうがいいです。もしくはやる気とガッツのある人。知識はなくても根性でどうにかするという精神論。あと諦めが悪いのも重要です。大抵のモデリングソフトは操作が複雑なので、慣れるまでに時間がかかるし、3Dプリンター独特のクセがあります。トライ&エラーを何度も繰り返すことになると思うので。

それとこの程度のモノをつくるためだけに3Dプリンターを導入するのは、非常にコスパが良くありません。もちろん受け皿だけじゃなくて、植木鉢とかハンギングプランターのインナーポットとか、着生板とかテラリウム関係の小物とか作りたいなぁって思ってはいるんです。それでも元は取れるかなぁ…って感じ。

参考までに今回の受け皿のコストは…

使ったPLAは約0.03314kg。フィラメントの価格はクリアリティ社純正フィラメント1.0kgで約3,500円。コレを計算すると…

0.03314×3500=115.99円が材料費。(3Dプリンターの機器代を除く)

別途これに電気代(3Dプリンターの電気代はコタツのと同等らしいです…)がかかります。やはりちょっと割高ですね…

まぁでもいいんです。なぜなら趣味だからです。

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PS5を買ったとでも思えばいいんです!PS5より安いし。

というわけで3Dプリンターを買ったよっていうポスト!他にもなんか作ろうとして、ブレンダーのモデリング作業で早くも挫折しそうなもすレコでした。

それでは。


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