以前のポストに登場したアラハシラガゴケのその後の記事です。
通称ヤマゴケ、アラハシラガゴケをテラリウムと苔盆栽で育てていますが、さらに苔の生長に変化がありました!どう変化があったか?アラハシラガゴケを育てるときに参考になるポイントを書いてみます!!
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2種類の育て方をしているが…
アラハシラガゴケのテラリウムつくった後に、余ってしまったアラハシラガゴケを小さい盆器に植え付けて苔盆栽をつくりました。
結果、アラハシラガゴケを2種類の環境で育て比べることになりました。
湿潤な環境のテラリウムと乾燥気味の苔盆栽。この2種類の生育状況がどうなったか?です。
以前のポストでは、苔盆栽に軍配が上がり、
乾燥気味に育てるのがいい。と書きましたが、
暑くなってきた最近、はたしてどうなったのか?
苔盆栽の方
秋~冬の間は非常に順調な生育をしていました。新芽もたくさん出て…順調でした。
悪くはないんです。悪くはないんですよ。
ですが、春になって温度の上昇に伴い相対的に(苔付近の)湿度が下がったようで、パリパリです。アラハシラガゴケは乾燥すると白くなるんですが、この苔盆栽も一部白くなっています。
自然に近い状態といえば近い状態です。繰り返しますが、悪くはないです。枯れた株もないし。
ですが、苔の生長期にコレはちょっと物足りないなぁ。
テラリウムの方
テラリウムでのアラハシラガゴケは、一言でいうと大器晩成型です(でした)。
通気口があるとはいえ蓋を閉められているテラリウムは、常時高湿度を維持している栽培環境です。
そしてコレ↓↓↓見てくだせぇこの育ち具合を!!
おいしそうです!!※食用ではありません。
ピスタチオみたいな色です。スゴイ鮮やか。萌色というか、まさに鮮緑ッ!!って感じの色です。
テラリウムに植え付け直後、秋~冬はずっ~と茶色ずんでいて、なかなか生長してくれませんでした。ところが、春を迎えたころから急に鮮やかな新芽を出し始めました。なんなら透明感があります!しかもどの株も鮮やかな新芽を出しています。
苔盆栽は乾燥しすぎ?
春を迎えて空気中の湿度は上がりました。雨も定期的に降りますし。ですが、それ以上に気温上昇に伴うソイルからの水分の蒸発が激しいと思われます。
たぶん苔盆栽は乾燥しすぎです。一応、成長が止まったり枯れたりするような環境ではありませんが、もっと成長させたい!春~初夏は生長期だから!!
ってわけで苔盆栽は、
ラップをかけて保湿養生中です。
もう、苔盆栽の意味がねぇ。
アラハシラガゴケのテラリウムに関してはいうことなしです。
だって苔だもの。湿度が欲しい
冬の時点では明らかに苔盆栽が優勢でしたが、春を迎えてテラリウムの成長が著しく、完全に逆転しました。テラリウムはホント、ため息が出る美しさです。
やっぱ苔だから湿度が欲しいんでしょう。
ただ、どちらの育て方も枯れてもいないし、新芽が出ているとはいえ、
量が増えた感じは一切しません。アラハシラガゴケは生長が遅く、コロニー形成に時間がかかるといわれている苔です。
考え方を変えると、テラリウムに寄せ植えした場合、他の苔の生長を阻害しないので、ある意味では優等生な苔です。コツボゴケとかすんごい蔓延ってますから。
と、いうわけでアラハシラガゴケの「その後」でした。
今回の記事の教訓。アラハシラガゴケは乾燥には強いけど、やっぱ湿度いる。です。
それでは。
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