人気のかわいいサボテン、ロフォフォラ・烏羽玉を植え替えたッ!!

こんにちはこんばんは。今回も植え替え記事です(笑)

今回の記事では人気のかわいいサボテン、ロフォフォラ属の烏羽玉(うばだま)を植え替えましたっ!!

ロフォフォラ・鳥羽玉
ロフォフォラ・鳥羽玉

この烏羽玉は2023年の9月に埼玉県川口市で開催された、秋の多肉植物・サボテン展示会での購入品。このイベント、展示会という名前ですがしっかりサボタニも販売されています↓↓↓

サボテン、多肉植物のイベントとしてはローカル&マイナーなイベントだとは思いますが、この烏羽玉は超お買い得価格でした。実は前から欲しかったサボテンだったのでラッキーでした。

ロフォフォラ・烏羽玉とは?

コロンとした見た目で人気のサボテン、ロフォフォラ属の烏羽玉。棘の無いかわいい系(?)のサボテンです。

原産地はサボテンの母なる大地、メキシコ。

烏羽玉の原産地
烏羽玉の原産地

烏羽玉にはいくつかタイプがありまして、今回の購入品が原種(?)に近いのかな?購入品はアレオーレ(刺座。棘が生えてくるとこ)に棘はないけど綿毛がしっかりあって、単頭で大きくなるタイプの烏羽玉です。一方、棘どころかアレオーレの綿毛すらほとんどなくて、群生するタイプの烏羽玉もあって、そちらは変種とされています。

左:ロフォフォラ・烏羽玉。右:ギムノカリキウム・緋花玉(綴化個体)
左:ロフォフォラ・烏羽玉。右:ギムノカリキウム・緋花玉(綴化個体)

この烏羽玉、アレオーレに生えている綿毛が綺麗なほど、観賞価値が高いとされています。そのため潅水はサボテン本体にはかけず、周りの用土に水をかけて綿毛を汚さないように育てるといいそう。

広告棘が無くコロッとしたかわいいサボテン☆烏羽玉栽培は乾燥気味に良く光を当てて!

そんなこといったって自然環境では普通に雨が降るでしょ?って思うじゃないですか、自生地の烏羽玉はかなり汚れているらしいです。

あれ?茶色くなってない?

この烏羽玉、いつまでも購入時の小さいプラ鉢に植えておくわけにもいかないので、チャチャッと植え替えます。ちょうど9月(あー2ヶ月経ってますね)、サボテンの植え替えには適期です!

ですが、なんか…株の外側が茶色くなってないかい?しかもブヨブヨしているような…

…あれ?もしかしてヤバい?

ってことでソッコーぶっこ抜きました。

ロフォフォラ・鳥羽玉
ロフォフォラ・鳥羽玉

………

患部を拡大!!

ロフォフォラ・鳥羽玉
ロフォフォラ・鳥羽玉

確かに株外周部が茶色いっちゃあ茶色いんですが、根っこは元気そうです。

うん。元気そう。

過去にお気に入りのサボテンがジュレってしまって、やや過剰に気にしすぎたのかもしれません。その悲しい記事↓↓↓

烏羽玉のこの茶色い部分が腐ったり、半透明になったりしたら対処しなければいけませんが、現状では様子見です。こういう風に茶色くなっちゃうもんかもしれませんし。ブヨブヨしてるのは水が足らないだけかもしれませんし。そもそもただ汚れてるだけかもしれませんし。

うん。そう思うことにしました。

ロフォフォラ・烏羽玉を植え替え!!

ってわけで気を取り直してロフォフォラ・烏羽玉を植え替えます。

鉢からはもう抜いた…ので、古い土を落とした烏羽玉↓↓↓

ロフォフォラ・鳥羽玉
ロフォフォラ・鳥羽玉

写真からもうおわかりでしょうが、烏羽玉は根が塊根状になるサボテンです。私が育てているサボテンではレウクテンベルギア・晃山とおんなじ。あとツルビニカルプスのアロンソイやオブレゴニア・帝冠も塊根状になりますね(もちろん塊根状になるサボテンは他にもたくさんあります)。

んで、植え替える鉢はコチラ↓↓↓

アークランズのセメント鉢
アークランズのセメント鉢

アークランズ(ビバホーム)さんのセメント鉢。

ツルビニカルプス・昇雲竜を植え替えた鉢とおんなじです。サイズ等はこの記事をご参照ください↓↓↓

この鉢、セメント(正確にはモルタルだと思いますが)製だけあって通気性がいい、というか用土の乾きが早いのでサボテン向きです。もしかしたら良すぎるぐらいかも。

この鉢底にネットと鉢底石を敷きます。

鉢底石を敷く
鉢底石を敷く

鉢底石を敷いたらある程度の高さまで用土を入れ、烏羽玉をセット。位置を調整しながら隙間に用土を入れていきます。

ロフォフォラ・鳥羽玉
ロフォフォラ・鳥羽玉

用土は市販のサボテン多肉植物用の培養+観葉植物用の培養土をブレンド。比率は3:1ぐらい。市販のサボタニ用培養土は砂っぽすぎるので、観葉植物用の培養土で保水性をちょっと上げます。用土にはこれなら絶対正解みたいな配合はないと思うので、栽培環境に合ったものを。

用土を入れたら、その上に殺虫剤を散布します。我が家ではエケベリア達が枯れてから殺虫剤の散布が必須になりました。甘く見てるとやられます↓↓↓

オススメの殺虫剤はオルトランDX!!

ロフォフォラ・鳥羽玉
ロフォフォラ・鳥羽玉

オルトランDXはにおいが結構あります。散布後に上から用土を被せる等することで、においがいくらか緩和されます。

広告土に撒いて使う錠剤の殺虫剤。根から吸収された殺虫成分が長く効く遅効性の殺虫剤です。アブラムシ、コガネムシの幼虫、カイガラムシやネジラミに効果があります手を汚さず使えるオススメの殺虫剤です!

住友化学園芸 オルトランDX粒剤 200g
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今回は上からマルチング(化粧砂)を被せます。マルチングは潅水時の水の勢いで用土の飛び散りを緩和し、見た目を整える効果があります。

今回の(も)マルチングは富士砂!!最近はコレばかり!!

ロフォフォラ・鳥羽玉
ロフォフォラ・鳥羽玉

植え替え完了です!!最初の水やりは1週間後から。鉢底から流れ出るくらいたっぷりと与えます。

ロフォフォラ・烏羽玉の育て方

ロフォフォラ・烏羽玉はその棘が全くない草姿とは裏腹に、日光が大好きです(※棘が短く、草肌がむき出しのサボテンは直射日光に弱い傾向がある)。風通しを良く、直射日光にあて乾燥気味に育てるのが基本です。

広告棘が無くコロッとしたかわいいサボテン☆烏羽玉栽培は乾燥気味に良く光を当てて!

  • 日照
    烏羽玉は日光が大好きです。よく日に当てましょう。ただし真夏の直射日光は強すぎて日焼けしてしまうので、50%程度の遮光をしましょう。
  • 潅水
    鉢の中の土が完全に乾いてから水をあげるのが基本です。根が湿った状態が長く続くと根腐れしてしまいます。完全に乾く→水をあげる→完全に乾く→以下ループ。乾湿のメリハリをつけるのがポイントです。春~秋は鉢底から水が流れ出るくらいたっぷりと。夏が生長期ですが、最近の異常に暑い日本の気候でうまく生長するかはわかりません。(今夏我が家では、夏の暑さに弱いといわれている高山性のサボテンがモリモリ生長したので、ホントにサボテンよくわかりません。)冬は休眠期なので、土の表面が湿る程度の水を月に1,2度与えてください。夏は涼しい夕方か夜に、冬は暖かい時間に水をあげましょう。
    草体と塊根部に水を蓄えているので、基本的に乾燥には強いです。
  • 温度管理
    暑さには強いサボテンですが、夏の直射日光は暑すぎるので遮光をし、風通しを良くしてください。サボテンの中では寒さに強い方ですが、最低気温が5℃を切りそうになったら室内に取り込むのが安全です。

塊根を形成するサボテンなので、一見その塊根部が腐りやすそうな気がしますが、そういう話はあまり聞かないので丈夫なサボテンといってよいと思います。

以上、烏羽玉の紹介と植え替え記事でした!とりあえず茶色くなってる部分は早くみずみずしくなって欲しいです。

そういや植え替えから約1か月後、花が咲きました。

ロフォフォラ・鳥羽玉
ロフォフォラ・鳥羽玉

小さくてピンクのかわいい花。いつもならつぼみの成長記録をつけるところですが、つぼみができてからあっという間に開花してしまいました。花が小さいと開花も早い!

それでは。


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