こんにちはこんばんは。今日も植え替え記事。ですが多肉植物の植え替え記事ではありません。
![デンドロビウム・ファンシーエンジェル”リセ”](https://mostgreenrecords.com/wp-content/uploads/2024/05/2ac7461e945ce845686e5178bb57f1b7-1024x768.jpg)
今回植え替えたのは、2月に開催された世界らん展2024で購入した蘭、デンドロビウム・ファンシーエンジェル”リセ”。
我が家初の、そして唯一の蘭です。(世界らん展で買ったもう一つのデンドロビウムは義実家にいった)
購入時から付いていたつぼみが開花し、
![デンドロビウム・ファンシーエンジェル”リセ”](https://mostgreenrecords.com/wp-content/uploads/2024/02/06448eadc5bba52d208bec5aa8f8331b-1024x768.jpg)
約2カ月間咲き続け、花も終わりの4月中旬に植え替えました。
もう早く植え替えたくて、花が終わるのを今か今かと(←開花期が長いのはいいことだけどね)待ってたんです。なんせ最初に植えられていたポリポットとの重心のバランスが悪い。ポットが小さすぎる割にデンドロビウムの背が高いからよく転ぶ(笑)。やっと植え替えられたよッ!
山本デンドロビューム園のデンドロビウム
世界らん展で購入したデンドロビウム・ファンシーエンジェル”リセ”。この蘭は瀬戸内オーキッドさんのブースで購入しました。
![デンドロビウム・ファンシーエンジェル”リセ”](https://mostgreenrecords.com/wp-content/uploads/2024/02/7d109e19fdf1604775fce2be4abf6433-1024x768.jpg)
このデンドロビウムは日本が世界に誇るデンドロビウムナーセリー、山本デンドロビューム園産。山本デンドロビューム園さんは世界一有名なデンドロビウム農園です。そして瀬戸内オーキッドさんは山本デンドロビューム園さんと提携している洋蘭専門店。
この品種、ファンシーエンジェル”リセ”は農林水産省に品種登録されていますね。
山本デンドロビュームさんは、この”リセ”以外にもたくさんのデンドロビウムを品種登録しています。さすが世界一。
ファンシーエンジェル”リセ”はバルブにまんべんなく花がつき、かつ、その花はやや上向きに咲くので、見下ろしても観賞価値が高いといわれています。ただし花の香りは弱いかな…
暑さ寒さに強く栽培に特別な装置も必要ない、育てやすい、まさに初心者向けのデンドロビウム。私はこれが初の蘭栽培なので、まさにピッタリ。
このブログではいつも変な植物を扱っていますが(自覚はしている)、このデンドロビウムは特に珍しい品種でもなく、ホームセンターや園芸店で普通にお求めいただけます。
デンドロビウムの植え替え!!
一般的にデンドロビウムは花の時期が終わった頃が植え替え時期だといわれています。
このファンシーエンジェル”リセ”も4月中旬に花が終わり始めました。前述のように最初に植わっていたポリポットではバランスが悪いので植え替えます!
以下、植え替えや育て方などはこの山本デンドロビューム園さんのサイトを参考にしています。
まずは主役のデンドロビウム↓↓↓
![デンドロビウム・ファンシーエンジェル”リセ”](https://mostgreenrecords.com/wp-content/uploads/2024/05/02e49b54ec79736fcb3d611d72070fab-768x1024.jpg)
ビミョーに花が残っていますが、この花はもう枯れ始め。
ポリポットを横にしてランを取り出します。
![デンドロビウム・ファンシーエンジェル”リセ”](https://mostgreenrecords.com/wp-content/uploads/2024/05/542ee5a280e81975c314aa61b0cd01ec-1024x768.jpg)
取り外した根鉢はこんな感じ↓↓↓
![デンドロビウム・ファンシーエンジェル”リセ”](https://mostgreenrecords.com/wp-content/uploads/2024/05/5079a7f4a01b8969098b8732970459ae-1024x768.jpg)
根に付いた古い土…というかバークチップを取り外し、植え替えます。
…この古いバークチップを取り外す作業が一番大変でした。根を傷めないように慎重に取り外していたのですが、根がバークチップを貫通していてどーしても根を傷めてしまいました。
…まぁそんな感じで苦労して古いバークチップを外した根がコレ↓↓↓
![デンドロビウム・ファンシーエンジェル”リセ”](https://mostgreenrecords.com/wp-content/uploads/2024/05/009b1eb2a079fa2c68d9dec63ad1fb9a-1024x768.jpg)
結構根の量がありますね。ランの場合、根は切らずこのまま植え付けます。サボテンの場合はガンガン根を切っちゃいますけどね。
次に植え替える鉢の準備。
![3Dプリンターで自作した鉢](https://mostgreenrecords.com/wp-content/uploads/2024/05/cfe3d129fd64ee5de07effb02e2aba73-1024x768.jpg)
植え替える鉢は3Dプリンターで自作した鉢。直径φ10cmの3号サイズ。
一部が格子になっていて通気性抜群な鉢です。ただし、粒子の細かい用土は流出量が多くなってしまうので、ミズゴケや粒の大きい土向けの鉢。
![3Dプリンターで自作した鉢](https://mostgreenrecords.com/wp-content/uploads/2024/05/ebe54dcdad582461306d4e797b599b68-1024x768.jpg)
蘭栽培に根腐れは大敵なので通気性のいい鉢を使います。
![3Dプリンターで自作した鉢](https://mostgreenrecords.com/wp-content/uploads/2024/05/546dc0373746ecd9f61d274b7d0efcef-1024x768.jpg)
さらに鉢底には土中に空気を供給する通気リブを配置。
鉢を自作したときのポスト↓↓↓
この鉢に鉢底石を敷きます。
![鉢底石を敷く](https://mostgreenrecords.com/wp-content/uploads/2024/05/fb16b268b4b9064f8748130bef47a8cb-1024x768.jpg)
ここに蘭をセット。隙間に用土を入れていきます。根は切れないので、うまく巻き込みながら植えていきます。
広告軽石とバークチップが混合された洋ラン用の土です!!デンドロビウムやシンビジウム、コチョウランの栽培に!!タンクブロメリアの栽培にも使えます排水性と適度な保水力を両立した用土です!!
今回使う用土はプロトリーフさんの洋ランの土。軽石とバークチップが混合された(ヤシガラも混ざってるかな?)植え込み資材です。よく考えると、鉢底石は入れずに直接この用土を入れてもよかったですね。
![デンドロビウム・ファンシーエンジェル”リセ”](https://mostgreenrecords.com/wp-content/uploads/2024/05/2ac7461e945ce845686e5178bb57f1b7-1024x768.jpg)
以上!植え替え終了!!
…いや、忘れていたので、一応後から殺虫剤(オルトランDX)を散布しました。
![デンドロビウム・ファンシーエンジェル”リセ”](https://mostgreenrecords.com/wp-content/uploads/2024/05/1e7adb466c2d705e119fc13ff03e24d5-1024x768.jpg)
これで植え替え終了です。植え替え後、最初の潅水は3日後ぐらいから。最初はちょっとづつ、2週間ぐらいかけて徐々に潅水量を増やしていきましょう。
デンドロビウム・ファンシーエンジェル”リセ”の育て方
育て方…というか、うちでの栽培環境を書きます。
…まぁ…上にも書きましたが、育て方については山本デンドロビュームさんのサイトを見てみてください。
リードが出てきた!!
植え替えから約3週間後…
![デンドロビウム・ファンシーエンジェル”リセ”](https://mostgreenrecords.com/wp-content/uploads/2024/05/f5b285a3ba3c96c2b18fe439cc0919ee-1024x768.jpg)
リード(リードバルブ、一番新しい新芽の茎)や新根が出てきました!!これから大きくなって欲しい!!
そしてさらにその後…
鉢のメッシュ部分から根っこがはみ出てきました…
この鉢に植えたのは失敗だったのかな…
以上、デンドロビウム・ファンシーエンジェル”リセ”の植え替えでした!!
それでは。
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