世界らん展2024で購入したデンドロビウムを植え替えたッ!!初の蘭栽培ッ!!!

こんにちはこんばんは。今日も植え替え記事。ですが多肉植物の植え替え記事ではありません。

デンドロビウム・ファンシーエンジェル”リセ”
デンドロビウム・ファンシーエンジェル”リセ”

今回植え替えたのは、2月に開催された世界らん展2024で購入した蘭、デンドロビウム・ファンシーエンジェル”リセ”。

我が家初の、そして唯一の蘭です。(世界らん展で買ったもう一つのデンドロビウムは義実家にいった)

購入時から付いていたつぼみが開花し、

デンドロビウム・ファンシーエンジェル”リセ”
デンドロビウム・ファンシーエンジェル”リセ”。なぜ白バックで撮ったのか…

約2カ月間咲き続け、花も終わりの4月中旬に植え替えました。

もう早く植え替えたくて、花が終わるのを今か今かと(←開花期が長いのはいいことだけどね)待ってたんです。なんせ最初に植えられていたポリポットとの重心のバランスが悪い。ポットが小さすぎる割にデンドロビウムの背が高いからよく転ぶ(笑)。やっと植え替えられたよッ!

山本デンドロビューム園のデンドロビウム

世界らん展で購入したデンドロビウム・ファンシーエンジェル”リセ”。この蘭は瀬戸内オーキッドさんのブースで購入しました。

デンドロビウム・ファンシーエンジェル”リセ”
デンドロビウム・ファンシーエンジェル”リセ”

このデンドロビウムは日本が世界に誇るデンドロビウムナーセリー、山本デンドロビューム園産。山本デンドロビューム園さんは世界一有名なデンドロビウム農園です。そして瀬戸内オーキッドさんは山本デンドロビューム園さんと提携している洋蘭専門店。

この品種、ファンシーエンジェル”リセ”は農林水産省に品種登録されていますね。

山本デンドロビュームさんは、この”リセ”以外にもたくさんのデンドロビウムを品種登録しています。さすが世界一。

ファンシーエンジェル”リセ”はバルブにまんべんなく花がつき、かつ、その花はやや上向きに咲くので、見下ろしても観賞価値が高いといわれています。ただし花の香りは弱いかな…

暑さ寒さに強く栽培に特別な装置も必要ない、育てやすい、まさに初心者向けのデンドロビウム。私はこれが初の蘭栽培なので、まさにピッタリ。

このブログではいつも変な植物を扱っていますが(自覚はしている)、このデンドロビウムは特に珍しい品種でもなく、ホームセンターや園芸店で普通にお求めいただけます。

デンドロビウムの植え替え!!

一般的にデンドロビウムは花の時期が終わった頃が植え替え時期だといわれています。

このファンシーエンジェル”リセ”も4月中旬に花が終わり始めました。前述のように最初に植わっていたポリポットではバランスが悪いので植え替えます!

以下、植え替えや育て方などはこの山本デンドロビューム園さんのサイトを参考にしています。

まずは主役のデンドロビウム↓↓↓

デンドロビウム・ファンシーエンジェル”リセ”
デンドロビウム・ファンシーエンジェル”リセ”

ビミョーに花が残っていますが、この花はもう枯れ始め。

ポリポットを横にしてランを取り出します。

デンドロビウム・ファンシーエンジェル”リセ”
デンドロビウム・ファンシーエンジェル”リセ”

取り外した根鉢はこんな感じ↓↓↓

デンドロビウム・ファンシーエンジェル”リセ”
デンドロビウム・ファンシーエンジェル”リセ”

根に付いた古い土…というかバークチップを取り外し、植え替えます。

…この古いバークチップを取り外す作業が一番大変でした。根を傷めないように慎重に取り外していたのですが、根がバークチップを貫通していてどーしても根を傷めてしまいました。

…まぁそんな感じで苦労して古いバークチップを外した根がコレ↓↓↓

デンドロビウム・ファンシーエンジェル”リセ”
デンドロビウム・ファンシーエンジェル”リセ”

結構根の量がありますね。ランの場合、根は切らずこのまま植え付けます。サボテンの場合はガンガン根を切っちゃいますけどね。

次に植え替える鉢の準備。

3Dプリンターで自作した鉢
3Dプリンターで自作した鉢

植え替える鉢は3Dプリンターで自作した鉢。直径φ10cmの3号サイズ。

一部が格子になっていて通気性抜群な鉢です。ただし、粒子の細かい用土は流出量が多くなってしまうので、ミズゴケや粒の大きい土向けの鉢。

3Dプリンターで自作した鉢
3Dプリンターで自作した鉢

蘭栽培に根腐れは大敵なので通気性のいい鉢を使います。

3Dプリンターで自作した鉢
3Dプリンターで自作した鉢

さらに鉢底には土中に空気を供給する通気リブを配置。

鉢を自作したときのポスト↓↓↓

この鉢に鉢底石を敷きます。

鉢底石を敷く
鉢底石を敷く

ここに蘭をセット。隙間に用土を入れていきます。根は切れないので、うまく巻き込みながら植えていきます。

広告軽石とバークチップが混合された洋ラン用の土です!!デンドロビウムやシンビジウム、コチョウランの栽培に!!タンクブロメリアの栽培にも使えます排水性と適度な保水力を両立した用土です!!

今回使う用土はプロトリーフさんの洋ランの土。軽石とバークチップが混合された(ヤシガラも混ざってるかな?)植え込み資材です。よく考えると、鉢底石は入れずに直接この用土を入れてもよかったですね。

デンドロビウム・ファンシーエンジェル”リセ”
デンドロビウム・ファンシーエンジェル”リセ”

以上!植え替え終了!!

…いや、忘れていたので、一応後から殺虫剤(オルトランDX)を散布しました。

デンドロビウム・ファンシーエンジェル”リセ”
デンドロビウム・ファンシーエンジェル”リセ”

これで植え替え終了です。植え替え後、最初の潅水は3日後ぐらいから。最初はちょっとづつ、2週間ぐらいかけて徐々に潅水量を増やしていきましょう。

デンドロビウム・ファンシーエンジェル”リセ”の育て方

育て方…というか、うちでの栽培環境を書きます。

  • 植え込み資材
    (乾燥)ミズゴケ(を水で戻したもの)×素焼き鉢か、バークチップ×プラスチック鉢の組み合わせがイイといわれています。根を傷めないような、排水性と通気性に優れた組み合わせがイイということですね。
  • 日照
    うちでは朝の2~3時間はすりガラス越しの日光、それ以降は明るい日陰という日照条件。少し葉が細長くなってきているので、日照不足かも。もう少し日当たりの良いところに移動を検討中。
    基本的に日照が好き…ということですが、葉焼けもしやすいようなので常時40%~50%の遮光をした方が良い(というか安全)そうです。購入時に瀬戸内オーキッドのおねーさんも直射日光には当てない方が良いといっていたので、コレはその通りなのかなと。
    理想は徒長しない、でも日焼けをしないいい塩梅の日照を当てること。
  • 潅水
    蘭の場合、季節によって潅水の仕方が大きく異なります。
    冬:バルブ(茎)がほぼ完成する時期。そのため乾燥気味に育てます。7~10日に1回程度、暖かい時間帯に少量の水(夕方には乾く量)を与えます。湿った状態で10℃を切ると根が傷んでしまうので注意してください。
    春:最低気温が10℃以上になってきたら徐々に潅水量を増やします。新芽が生長を開始する5月ぐらいから本格的な潅水を開始します。
    夏:生育期なので大量の水が必要になります。朝や夕方、夜の涼しい時間にたっぷりと水をあたえましょう。水切れを起こすとバルブの生長の妨げになったり、高温障害を起こす可能性があるので注意してください。場合によっては朝晩の2回潅水しましょう。
    秋:涼しくなるにつれ徐々に潅水量を減らしましょう。生長が緩慢になるので大量の水は必要ありません。潅水が多すぎると根を傷めてしまいます。3~5日に1回、少量の水を与えましょう。
  • 肥料
    最低気温が10℃以上~8月上旬まで洋蘭用の肥料などを与えます。8月以降に施肥をすると花付きが悪くなります。
    …うちでは家にあった観葉植物用の置き肥をしています…
  • 温度管理
    風通しが良い環境で管理しましょう。冬は室内に取り込む方が安全…といわれていますが、ある程度の寒さに当てないと花が咲かないといわれています。また、暖房が効いた部屋では開花期間が短くなってしまうので注意してください。

…まぁ…上にも書きましたが、育て方については山本デンドロビュームさんのサイトを見てみてください。

リードが出てきた!!

植え替えから約3週間後…

デンドロビウム・ファンシーエンジェル”リセ”
デンドロビウム・ファンシーエンジェル”リセ”

リード(リードバルブ、一番新しい新芽の茎)や新根が出てきました!!これから大きくなって欲しい!!

そしてさらにその後…

鉢のメッシュ部分から根っこがはみ出てきました…

この鉢に植えたのは失敗だったのかな…

以上、デンドロビウム・ファンシーエンジェル”リセ”の植え替えでした!!

それでは。


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